ニュース その他分野 作成日:2018年12月28日_記事番号:T00081266
月間5大ニュースファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)創業者の張忠謀(モリス・チャン)氏(当時86)が6月5日、董事長を退いた。最後の株主総会で「TSMCの奇跡的な成長を見ることができうれしい。もう一度奇跡を起こせる」と述べ、盛大な拍手で見送られた。
台湾を代表する経営者の一人だった(中央社)
張氏は1987年の創業時よりTSMCを率い、ファウンドリーというビジネスモデルを確立、世界のハイテク産業を支え続け、台湾を半導体の重要拠点に押し上げた。昨年の売上高は1兆台湾元(約3兆6,000億円)に迫り、株価時価総額は台湾企業で唯一、世界100位以内に入っている。
TSMCの董事長を引退後、11月17~18日には台湾代表としてアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に台湾代表として派遣され、ペンス米副大統領、安倍晋三首相をはじめとした十数カ国の首脳と交流した。
一方、劉徳音(マーク・リュウ)董事長、魏哲家総裁の2トップ体制となったTSMCは、8月3日にコンピューターウイルス感染で台湾5工場の生産が停止した他、下半期より米中貿易戦争が激化し、来年上半期の受注が懸念されるなど、厳しい状況に直面している。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722