ニュース 社会 作成日:2024年2月19日_記事番号:T00113787
ワイズニュースこぼれ話新年快楽!春節(旧正月、2024年は2月10日)連休はアフターコロナと円安で、日本旅行に出掛けた台湾人も多く、筆者が帰省した空港でも、外国人のゲートが大行列でした。
コロナ前の日本帰国時には、銀行や空港で台湾元を日本円に両替して持ち出していましたが、手間がかかり、持ち出し上限もあります。そこで今回はいくつかの方法を試してみました。
SuicaやICOCAも台湾元で
まず台湾で、中国信託商業銀行(中信銀、CTBCバンク)の日本円対応の現金自動預け払い機(ATM)で日本円を引き出しました。銀行の窓口で行列することなく、24時間いつでも、他行のキャッシュカードでも引き出せます。
CTBCバンク全支店と一部セブン−イレブンの日本円マークが付いているATMで日本円を引き出せます。5000円札のみ取り扱っていました(YSN)
日本の空港では、「ポケットチェンジ」という両替機で、以前の海外旅行で余った韓国やタイの硬貨や紙幣をまとめて両替しました。現金には両替できませんが、Suica・ICOCAなどのICカードにチャージしたり、アマゾンギフト券などに交換できます。記念に残して貯まる一方だった外貨の断捨離で気分すっきり。
日本では、台湾の銀行のキャッシュカードを使ってATMで日本円を引き出したほか、台湾のクレジットカードを紐づけたアップルペイで、「モバイルICOCA」にチャージして、鉄道や買い物に利用しました。スマートフォンでいつでもできるので、円安のうちに多めにチャージしておくこともできます。
台湾でいつも使っているモバイル決済アプリ「街口支付(JKOPAY)」も、設定画面から日本仕様に切り替えれば、PayPay(ペイペイ)加盟店の一部などで利用できるようになりました。
コロナを経て、日本でもキャッシュレスが進む中、今後ますます帰国前の両替や送金の必要が薄れていきそうです。
青木樹理
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