ニュース 食品 作成日:2020年2月21日_記事番号:T00088445
台湾産業ココがスゴイ新型コロナウイルス感染があっという間に広まる中、ワイズニュース編集部は感染予防のため、テレワークを導入し、交代で自宅勤務をしています。自宅勤務となると、自炊が必然的に増えますが、台湾の外食生活に馴染(なじ)んだ身体に恋しいのがタピオカミルクティー。家から出なくても気軽に飲める本格化こんにゃくタピオカミルクティーをご紹介いたします。
アイスでもホットでも楽しめます(同社提供)
ちなみにワイズの感染症対策はこちら。
~SARSを経験した経営者が語る~
日系企業が採るべき感染症対策
https://www.ys-consulting.com.tw/column/88103.html
甘くてほっこり
台北駅地下街のセブン-イレブンで見つけたのが、こんにゃくタピオカミルクティー「黒糖蒟蒻珍珠奶茶」。筆者の大好きな、セブン-イレブンのマスコットキャラクター「OPEN小将(オープンちゃん)」のイラストが描かれた箱に入っており、かわいさにつられて、春節(旧正月)連休の一時帰国のお土産に購入しました。3袋入りで99台湾元(約360円)です。
セブン-イレブン限定バージョン(YSN)
箱を開けると、茶葉が入ったティーバッグとこんにゃくタピオカの付属パックが。お湯を注いで、ティーバッグを入れて待つこと5分。スプーンで混ぜると、ふんわりよい香りが広がり、なんとミルクティーができました。そこにこんにゃくタピオカを投入していただきます。
パックを開けると、こんにゃくタピオカがたっぷり(YSN)
こんにゃくタピオカは作りたてのQQ(モチモチ)タピオカとは違いますが、食感が楽しく、想像以上の紅茶の香りと味わいにも驚きました。海外旅行が体力的に難しい父親に、初めてタピオカミルクティーを体験してもらうこともでき、大満足。
台湾に何度も遊びに来ている日本の友人は「こんにゃくタピオカはモチモチ感は少なめだけれど、ミルクティーは甘くてほっこりする味」。やはりミルクティーのおいしさが印象的だったようです。
茶葉にこだわり、老舗ブランド
「黒糖蒟蒻珍珠奶茶」は、インスタント飲料で有名な石城実業(SC)の「3点1刻」ブランドの商品の一つ。同社に商品の特徴を尋ねると、これまでの「3点1刻」ブランドの商品同様、本物の茶葉を使用しているので、お湯に浸すうちに、お茶が香り高くなりますとのこと。こんにゃくタピオカは、ヘルシーな上、そのまま入れるだけで簡単。別の鍋で茹(ゆ)でたり、レンジでチンするなどの手間もかかりません。黒糖の甘みで飲みやすいですよとのこと。
黒糖の風味も魅力です(同社提供)
そういえば、スーパーマーケットで買った乾燥タピオカを茹でたことがありますが、面倒だし大量にできるしフニャフニャになっちゃうしで大変だった記憶があります。
消費者からも、タピオカミルクティーがティーバッグで、こんにゃくタピオカを加えるだけで味わえるなんて面白いと好評だそうです。
お次はタロイモ団子入り?
「黒糖蒟蒻珍珠奶茶」の誕生は、台湾を代表するタピオカミルクティーの商品を開発してほしいと、海外の代理店からせがまれたことがきっかけ。2018年6月に発売し、今や1カ月で約10万杯売れています。台湾の他、米国、カナダ、オーストラリア、中国、ベトナムでも販売しており、購入者はもちろんタピオカミルクティーファンで、海外からの観光客の他、華人の購入も多いそう。
今後の商品開発では、タピオカミルクティー同様に食感が楽しめる、芋円(タロイモ団子)ミルクティーや地瓜円(サツマイモ団子)ミルクティー、ヘルシーな豆乳シリーズを考えているそうです。
青木樹理
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