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第131話 人事評価をkintoneで運用しましょう(17回目)


コラム 経営 作成日:2025年10月14日

経営者が踏み出す”かんたんDX”

第131話 人事評価をkintoneで運用しましょう(17回目)

記事番号:T00124634

■我が社の評価システム

 「いらっしゃいませ。A塗料公司の発芝様ですね。お待ちしておりました。こちらへどうぞ」

 発芝総経理は会議室へ案内されました。広さ8畳ほどの会議室には6人掛けのテーブルと大型モニターが備え付けられていました。

 カバンから愛用のパソコンを取り出しながら、人事コンサルタントが来るのを待っています。

 発芝総経理は人事制度構築を進めており、「資格制度」「評価制度」「教育制度」「賃金制度」の4つを作成します。現在は「評価制度」作成の終盤に差し掛かった頃でした。

 先日、人事セミナーに参加して運用をコンピュータでおこなう評価システムの知識を蓄えましたので、今日は我が社に合った評価システムの相談に来たのでした。定刻前にコンサルタントが入室しました。

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■クラウド方式

 導入するシステムはクラウド方式にすることは決めていました。大手企業や銀行証券もクラウドサービスを利用するご時世において安全性に関しての懸念はありませんでした。なにより、高価なハードウェアの初期投資とその設備を維持管理する人員が不要なことが我が社にとっては大きなメリットです。

 事前に話はしておりましたので、コンサルタントは候補をクラウド方式の2つの評価システムに絞ってくれていました。

 ひとつは、人事評価クラウド「育て~る」もうひとつはkintone人事評価システムです。どちらも長年に渡り台湾での人事評価制度構築に携わったノウハウが凝縮された製品です。違いを表にまとめてくれていました。

■決めかねる

 どちらの評価システムにするか?比較表を眺めながらコンサルタントのアドバイスも頂き考えましたが…。

発芝「どうにも決められません。持ち帰って検討させていただいてもよろしいでしょうか?」

 コンサルタントは「もちろんです。しっかりと考えて決められた方がよろしいでしょう」と言ってくれました。

宇都宮武則

宇都宮武則

ワイズコンサルティング社システム室長兼ワイズシステム社チーフシステムエンジニア

 前職ではIT企業の副総経理を努め、50社以上のシステム構築に携わる。2015年よりワイズコンサルティングに入社し、社内ではITに関するドラえもんと呼ばれている。クライアントのIT課題に豊富な経験を活かしたソリューションを提案している。SAP HANA導入コンサルから、リーズナブルなシステム化までクライアントの要望に対応が可能。(言語)日本語◎・中国語△

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