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弊社では「Y’s 日本人経営塾」という経営者としての更なる 成長を目指すセミナーを開催しています。
昼休みに「もし駐在当初に戻れるなら何をやり直したいです か?」と参加の皆様に聞いてみました。
「様子を見ずに、もっと早く経営改革に着手すればよかった」 「来台当初もっと現状把握をしておけばよかった」などもあり ましたが、一番後悔が多かったのは「中国語の学習」でした。
中国語を学ぶ方法で一般的なのは「語学学校へ通う」「先生 にレッスンに来てもらう」ですが、台湾駐在員の多くは中国語 が話せないまま帰任命令を受けることなります。
中国に3年も赴任すれば中国語が話せるようになるのですが、 なぜ台湾駐在では中国語が話せずに帰任となるのでしょうか?
これは「気合い」の問題です。
実は私も駐在員として台湾に来ていた頃は5年間で「社内と 家内(台湾人)にしか通じない中国語」でした。
それが台湾で独立してからは1ヶ月後には中国語で営業やコ ンサルティング、セミナー等を行える様になりました。 台湾は「日本語を話せる人が多い」「仕事時にコミュニケー ションを取るべき幹部は日本語ができる」等の恵まれた条件に あり、無意識に甘えが生じてしまうのです。
もし駐在間もない方がこのコラムを読んでいたなら、ぜひ最初の3ヶ月は徹底的に中国語を学ぶことをお薦めします。
学生時代英語が全くダメであった私が中国語を学ぶことがで きたのは「耳」で学んだからです。 駐在員時代は単語や文法などを「目」から学ぼうとしましたが、多くの先輩達のように失敗に終わりました。
赤ちゃんが言葉を覚えるように中国語を「耳」から学び、充 実した台湾駐在を過ごされることをお祈り申し上げます。
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