ワイズコンサルティング・グループ

記事番号：T00105231

　大家好！（ダージャハオ ＼￣∨）*

　ワイズコンサルティング BC部 木村です。先日、本コラムに興味を持つ某日系企業のK総経理（中国語勉強中）から次のようなエピソードを伺いました。

K総経理：邱小姐！請問 請問 …我們一起回答「経営課題アンケート」可以嗎？（チョウ シャオジエ！チンウェン チンウェン，ウォメン イーチ フゥイダー「経営課題アンケート」カイマ？）

　ワイズのアンケート回答を手伝ってもらおうと、勇気を振り絞り勉強中の中国語で訪ねました。すると邱小姐は（頬を赤らめて）総経理！何を言ってるんですか！社内ですよ！！！

K総経理：えっ、社内だからお願いしてるのだけど…

　邱小姐の反論の意味がわからず、もう一度大きな声で「チンウェン（∨ ∨）」と言ったところ、困り顔の邱小姐「総経理違います。チンウェン（∨ ＼）です」と言い直されました。邱小姐は下を向きながら「チンウェン（∨ ∨）=請吻」だと「キスしてください」の意味になります。と小声でささやきました。

　K総経理はこれまで、単語の「読み方」ばかりに気を配っていて「四声」を覚える事をしてきませんでした。今回の件で「四声」がいかに重要なのか、身をもって知ったのです…

「読み方＋四声」で覚える！

　ビジネスにおける中国語で必要なのは、いかに「自分の意思を伝え、相手の話す意味を理解するか」が重要になってきます。中国語で「正しい意味」を伝えるには「読み方＋四声」が重要です。中国語単語の「読み方」を複雑に考える必要はありません。「カタカナ」読みで大丈夫です！なぜならば、台湾の方も発音符通りに発音していないことが多いのですから。例えば「好吃（ハオチー∨￣）」という発音も、台湾では「好吃（ハオツー∨￣）」と聞こえる事が多いと思いませんか？聞こえる「音」が違っていても「四声」が合っているから意味が分かるのです。中国語は「チャイニーズオペラ」とも呼ばれます。よく使うフレーズをメロディーとして覚えれば「四声」を自然に身に付けることができますよ！

　次回からは、ビジネスで活用するフレーズをメロディーとしてお伝えしていきます♪

台湾赴任前・台湾着任間もない方へ

「ワイズ経営塾 台湾新任編」

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2022年7月に開催した「カタカナで学ぶビジネス中国語セミナー：動画配信」をご希望の方はこちらまで！

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*「台湾国語でのカタカナ読み」と「発音記号」

　本コラムは2022年7月開催「カタカナで学ぶビジネス中国語」の講演内容を基に執筆しています。