コラム 経営 人事労務 台湾事情 作成日:2016年7月29日
台湾ビジネス情報局記事番号:T00065542
弊社では隔週の土曜日に7~8時間の全社会議(補助職を除く)をしています。
今年より週40時間労働に対応し、平日の勤務時間を 9:00~17:30としました。
ある日の全社会議の席上で...
吉 本:週40時間労働に対応して17:30退勤にしていましたが、以前同様18:00退勤に戻そうと思います。
社員A:それでは労働基準法違反になります。
吉 本:でも観察していると17:30に退勤できるのは会議に出ていない補助職のメンバーだけです。補助職のメンバーは18:00退勤でも労基法違反にはなりません。
社員B:でも、労働条件の不利益変更となります。
吉 本:じゃあコストアップを考慮し、今まで各人数千元~数 万元昇給していた月収を一般的な企業と同様、数百元 ~数千元の昇給にするけど良いの?
社 員:...
社員C:社長の気まぐれで労働条件が悪くなってはかなわないので、労組を立ち上げようぜ!!
吉 本:労働組合設立には30名以上の署名が必要だが、わが社は28名しかいない(^_^)v
社 員:...
社員D:そうだ、企業別組合でなくても、産業別組合や職業別組合に参加するという方法もある!
吉 本:夏の賞与や海外旅行、忘年会旅行、退職金の優遇など法令を上回っている労働条件を削減しますよ。
社員E:そもそも労働争議をコンサルタントとして数多く経験している社長にかなう訳がない>_<
吉 本:わが社は工場などとは違い、労働時間で給料を払う会社ではなく、パフォーマンスに給料を払う会社です。高いパフォーマンスを発揮して、皆で高い給料を貰いましょう(^o^)/
社 員:Orz Orz Orz Orz
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