【ビジネス情報局】リスクに備えよ

ワイズコンサルティング・グループ

台湾ビジネス情報局

記事番号：T00061459

●現在の最大リスクは？

　弊社は今年の１１月で創業２０周年目に入ります。

　皆様と社員達のお陰で、今年も７月には昨年の年間売上を抜き１９年連続成長が確定しました。

　この間の平均成長率は２５％、今年の予想成長率は３０％以上と高い成長を維持しています。

　この１９年間、成長を続けてこられたのは、偶然にもリスクにうまく対応できたからだと思っています。

　創業した９７年は「アジア通貨危機」、９９年には「台湾中部大震災」、０１年には「ITバブル崩壊」、０３年には「SARS」、０８年には「リーマンショック」と多くの危機を運良く乗り越えてくることができました。

　多くの危機を乗り越えてきた経験から「アンテナを張り巡らし、リスクの予兆を感じ、事前に備える」ことが大事だと感じています。

　現在の最大リスクは「中国の崩壊」です。

　この原稿を執筆している８月２５日現在では世界的株安となり、リーマンショック当時が思い出されます。

　台湾にとって中国は最大の輸出国であり、世界一観光客が来る国です。

　その中国の経済或いは政治の崩壊、または武力による侵攻などそれぞれのシナリオにどう対応するかを考える時期ではないでしょうか？

●チャイナリスク？

　全社会議での会話…

吉　本：現在の最大リスクはチャイナリスクだ！

　　　　それぞれのシナリオを作り対応策を考えて欲しい

社員A：株価が下がると共産党政府が保たなくなるかも…社員B：政治が混乱すると難民が押し寄せるかも…

社員C：北京出張が延期になるかも…

社員D：それはチャイナリスクというより、チッチャナリスク(;^_^A

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