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【ビジネス情報局】ミクロ経済で考える21世紀の資本


コラム 作成日:2015年3月24日

台湾ビジネス情報局

【ビジネス情報局】ミクロ経済で考える21世紀の資本

記事番号:T00056030

●21世紀の資本
 旧正月中、日本に帰国していた方は「トマ・ピケティ」(以 下ピケティ)という名前をテレビから度々聞いたのではないでしょうか?
 ピケティは「21世紀の資本」を執筆し、世界10カ国でベ ストセラーになっているフランスの経済学者です。
 ピケティが過去200年以上のデータを分析し、資本収益率は 年平均5%の成長に対し、経済成長率は1~2%の成長だった ということが実証されました。
 つまり「資本収益率>経済成長率」という不等式が成り立ち、資産により得られる富の方が、労働で得られる富よりも多くなることを見つけ出しました。
 そこで21世紀の資本でピケティは、富の不均衡是正には世界的な高い相続税の導入が必要と提言しています。
 
●ミクロ経済への応用
 ワイズリサーチ、陳総経理との会話...
吉本:トマ・ピケティって知ってる?
陳 :21世紀の資本の人ですよね。
吉本:さすが、よく勉強しているね。
   ではピケティが見つけた不等式を経営に置き換えると?
陳 :考えた事もありません >_<
吉本:資本収益率とは資産により得られる利益だから
   これは資産を使った経営(貸借対照表)となる。
陳 :なるほど...
吉本:経済成長率は労働で得られる利益だから商売(損益計算書)となる。
陳 :確かに...
吉本:資本収益率の方が経済成長率より多いのだから、
   資産を活用した経営の方が経営効率が高いことになる。
   ワイズも今後は、資産を活用した経営をしなければならない。
陳 :さすが、社長、カッコイイ (♥_♥)
吉本:資産を増やす為にゴルフ会員券を買おうと思うのだが...
陳 :それが、言いたかったんかい Orz
 
 

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