記事番号:T00054382
●日系企業賞与支給の矛盾
弊社では毎年年末に「在台日系企業賞与調査」を実施し、今年で7年目を迎えます。
その調査によると在台日系企業の賞与金額の決定要因として75%の企業が「税前利益」を挙げています。
しかし、数年の調査を基に分析したところ、売上げや税前利益と賞与支給月数の相関はほとんどないことがわかりました。
つまり日系企業は「賞与は業績で決まる」とは言っているものの、実際の賞与は業績が良くても控えめに、業績が悪いときもそこそこ支給していることになります。
今年も賞与支給額決定まで経営者の眠れない日がはじまります。
●利益と賞与
弊社が使っている会計士事務所で・・・
吉 本:今年は利益の40%を賞与支給しようと思うのですが・・・
会計士:え〜、そんなに!!(0_0;)
吉 本:ダメ・・・、ですか?
会計士:ダメではないけど、台湾でそんな会社は無いですよ。
吉 本:たぶん、日本にも無いと思います(笑)
でも、わが社は不動産や設備等の資産が無く「人が財産」なので、人には投資したいのです。
会計士:ん〜、好老板!
会計助理:う、うちの事務所もそれぐらい・・・
会計士:出せるわけないでしょ!(怒)
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