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【ビジネス情報局】本当は恐いコンプラ


コラム 経営 作成日:2014年8月28日

台湾ビジネス情報局

【ビジネス情報局】本当は恐いコンプラ

記事番号:T00052372

●コンプライアンスの落とし穴

 

 今年営業副主任に昇格した島袋君との会話…

 

島袋:お客様に「うちはコンプラに力を入れているよ」とよく聞きますが、コンプライアンス(法令遵守)ってそんなに重要なのですか?

吉本:経営者は売上が下がっても、赤字になっても直ぐにはクビにならないけれど、重大なコンプラ違反があると、即クビに成りかねないのだよ。

島袋:なるほど~@_@、それは経営者にとって恐いですね。

吉本:ちなみに私の経験では「コンプラに力を入れている」っと言っている企業に限って、知らずに法律違反となっていることが多いのだよ。

島袋:「本社の内部監査を受けている」とよく聞きますけど…

吉本:監査に来る人が台湾の法律を熟知していると思う?

島袋:それは無理でしょう。

吉本:おかしな話しだが、法律違反があっても本社のコンプラ監査では見つからないのさ。

島袋:経営者からすると監査を受けているのだから問題ないと安心してしまいますね。

 

 

●コンプライアンスとCSRの違い

 

島袋:最近CSR(企業の社会的責任)という言葉もよく聞きますが、コンプラとどこが違うのですか?

 

吉本:わが社で例えると、ワイズは情報管理が重要な会社だから個人情報保護法や営業秘密法の対策がコンプラになる。

 

島袋:それはわかりますd(^_^o

 

吉本:お客様から重要な情報を預かっているので、それが漏洩しない様にISO27001(情報管理の国際認定資格)を取得し、管理をしっかりするのがCSRさ。

 

島袋:つまり、CSRは法律で定められていない事まで、しっかりやるという意味ですね。

 

吉本:ま、まあ~、大体そんなところだ(;^_^A

 

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吉本康志

吉本康志

グループ代表兼ワイズコンサルティング社長

 1991年日本大手コンサルティングファーム駐在員として台湾駐在。1996年に起業、ワイズコンサルティングを設立~現在に至る。創業経営者として自社での実験を通して「必ず成果のあがるコンサルティングの探索」をライフワークに経営戦略、 人事労務、マーケティング戦略、IT活用等多様なコンサルティングで実績をあげている。(言語)日本語◎・中国語△

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