人財の育て方

ワイズコンサルティング・グループ

コラム人事労務作成日：2011年7月25日

台湾ビジネス情報局台湾情報

記事番号：T00031461

●社員の引き抜き

　弊社の社員でお客様と会う機会の多い者は常に「今より高い給料を出すからうちに来ないか？」や
「御社の◯◯さんをうちにくれないか？」と誘われています。

コンサルファームとして、社員がお客様から声を掛けられるのは名誉な事ですが、実力が無い者ほど
短期間で転職してゆきます。

　私は「良い仕事ができる人財」とは「知識×知恵×努力」の三つの要素で成り立っていると考えています。

しかし残念ながら入社したてで、ビジネスの基本を学んだ程度で自分の実力がアップしたと誤解し、
誘いに乗ってしまう人も多いのです（このレベルを「人在」と読んでいる）。

　弊社では「知識」を付ける為に「自社開催の各種公開セミナーに事務局として参加」「日経ビジネスの強制購読」等の
方法を用いて、出来る者は次々に高いレベルの仕事に挑戦させています。

「知恵」を付ける為に、二週間に一度の全社会議で経営課題に対しグループ討議で解決策を見つけさせています。

　「努力」をする者が報われる様に「各種報奨金制度」や入社１年目の「四半期昇給制度」等を設けています。

　三つの要素を向上させることで、ただの「人在」でも３年も働けば幹部として誘われる「人財」に成長してゆくのです。

●引き抜かれない理由？
弊社の出世頭である20代の女性マネジャー陳との会話...

陳　「社長！今日もまた『給料を倍出すから、うちの会社に来ないか？』って誘われちゃいました♪」

吉本「ほぉ〜、今月はこれで三件目だね。陳さんは有能で日本語も出来るし若くて美人だからどこの経営者でも欲しがるよ。」
「ところで、何故いつも誘いに乗らないの？」

陳　「それは...　社長を愛してるから... ※^_^※」

吉本「えっ？　本当？」

陳　「冗談ですよ〜　^_^v 」

吉本「Orz（この小悪魔め〜）

●セミナーご案内
～台湾人人事担当者必見！～
「人財に育てる研修のやり方」

【第１講】
現状分析から研修企画まで「研修体系づくりのやり方」
・現状分析〜問題把握「人材ポートフォリオの作り方」
・問題洗い出し〜目標設定「研修企画の作り方」
・自社でやる？それとも外部委託？「研修カリキュラム、講師選定のやり方」

○講師：ワイズコンサルティング　マネジャー　陳逸如

【第２講】
投資をムダにしない為の「研修効果を高める方法」
・人材育成コンサルタントが教える「効果を最大限に発揮するノウハウ」
・参加者の学習度を測る！「研修アセスメントサービスとは？」
・活用しないと給与に響く？「人事制度との連動のさせ方」

○講師：ワイズコンサルティング　董事兼副総経理　荘建中

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