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第52話 初めてのDXを低リスクで始められるツールはありますか?(DXツール選び)/台湾


コラム 経営 作成日:2024年3月19日

経営者が踏み出す”かんたんDX”

第52話 初めてのDXを低リスクで始められるツールはありますか?(DXツール選び)/台湾

記事番号:T00114300

【今回のご質問】

質問:初めてのDXを低リスクで始められるツールはありますか?

回答:DXをkintone(キントーン)で始めてみませんか?

 このコラムは「DXを始めたい方」向けのやさしく現実的な内容です。

ツール選び

 DXに対応したツールは数々ありますが、日本企業が台湾で使うことを想定しますと、いくつかの必要条件が思い浮かびます。

<利便性>

・社内に設備が不要なクラウドサービスである。

・システム担当者が居なくても運用できる。

・社員自らが業務アプリを作れるノーコードツールである。

・短期間のトレーニングで使えるようになる。

<安心性>

・ISO27001或いはISO27017(セキュリティ認証)を取得している。

・台湾に支店及び代理店がある。

・日本語と中国語でサポートが受けられる。

・クラウドのサーバー設備が日本にある。

<操作性>

・操作画面や入出力が日本語、中国語、英語に対応している。

・パソコンとスマートフォン(モバイル機器)で使える。

・基幹システムやエクセルとデータ交換できる。

<信頼性>

・日本や海外で確かな実績がある。

・株式上場企業である。

サイボウズの代理店

 実証実験と評価を兼ねて弊社で導入することになりまして、台湾で導入できるツールの中から条件に最も当てはまるサイボウズ社のkintone(キントーン)を試すことにしました。(導入のお話は後日に詳しくさせて頂きます)

 結果、台湾の日本企業にお薦めできるDX向けツールである確かな手応えがありました。そこで2018年にサイボウズ社の代理店を始めました。24年3月時点で弊社がお手伝いさせて頂いている企業数は30社を超えました。(日本企業と台湾企業の合計)

3つのサポート体制

 6年余りの経験からお客様のDX推進とツールの活用レベルには、段階があることがわかりました。DXの推進には社員が自ら業務アプリを作れるようになることがキーポイントです。そこで弊社ではお客様のレベルに合わせて、かゆいところに直ぐに手が届く、きめ細かなサービスを考案しました。それが「自走型」「伴走型」「代走型」の3つです。

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宇都宮武則

宇都宮武則

ワイズコンサルティング社システム室長兼ワイズシステム社チーフシステムエンジニア

 前職ではIT企業の副総経理を努め、50社以上のシステム構築に携わる。2015年よりワイズコンサルティングに入社し、社内ではITに関するドラえもんと呼ばれている。クライアントのIT課題に豊富な経験を活かしたソリューションを提案している。SAP HANA導入コンサルから、リーズナブルなシステム化までクライアントの要望に対応が可能。(言語)日本語◎・中国語△

経営者が踏み出す”かんたんDX”

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