記事番号：T00114557
【今回のご質問】
質問：初めてのDXを低リスクで始められるツールはありますか？
回答：DXをkintone（キントーン）で始めてみませんか？
kintoneの特長と得意
kintone（キントーン）の特長は、操作が容易で誰もが使いやすい点、クラウドなので場所や時間の制約が少ない点、データを安心して保管できる点、自分のタスクをPUSH通知してくれる点、業務アプリが短期間で作れる点、システムの専門家が必要ない点、利用と共に社員がITリテラシーを高められる点、定額で使い放題な点、一般的なシステム開発に比べてローコストな点…並べると1ページ終わりそうです。
さて、kintoneが最も得意とするのはアプリの自作です。kintoneはノーコードで業務アプリが作れるツールです。
ノーコードとは、一般的に業務アプリを作るにはプログラミングが必要となりますが、プログラミングをしなくても業務アプリが作れるツールをノーコードと呼んでおります。日本のノーコードの普及は急速に進んでおり、弊社もノーコード推進協会に加盟しております。
業務アプリを作るイメージとしましてはPowerPointを操作するような感じです。あらかじめkintoneに用意された様々な部品を画面上に並べて自由にレイアウトを作ります。レイアウトが出来上がると同時にデータベースも出来上がります。
この手法は、業務を知り尽くしている社員本人が業務アプリを作成できるので著しく効率が良いです。
例えば、紙やEXCELでの社内申請、白板書きの社員スケジュール、毎日の業務報告メール、掲示板に貼っている連絡事項などkintoneでアプリ化できます。
kintoneの不得意
簡単にアプリが作れるkintoneですが、複数のアプリを連携させた複雑なシステム構築は得意ではありません。
例えば、会計や生産管理なども構築できますが、このようなシステムは多くの専門的なノウハウが必要であり、構築するのはかなり難易度が高いです。
また会計システム等はパッケージが市販されておりますので、そちらを検討されることをお薦めしております。
業務の隙間を埋める
kintoneの得意と不得意を見てきました。このようにkintoneは基幹系システム（会計や給与、受発注管理、生産管理など）が賄えない社内申請や営業管理、勤怠やスケジュール管理などを補うことができます。これらのアプリを自作できるので納期もコストも大いに削減できるのが魅力です。
弊社では、お客様のkintoneの活用を3つのサービス「自走型」「伴走型」「代走型」で応援しております。詳しくはこちらを御覧ください。
宇都宮武則
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