記事番号:T00114642
【今回のご質問】
質問:初めてのDXを低リスクで始められるツールはありますか?
回答:DXをkintone(キントーン)で始めてみませんか?
このコラムは「DXを始めたい方」向けのやさしく現実的な内容です。
業務選び
さて、何の業務からkintone(キントーン)を使い始めようかな?次の条件で考えてみましょう。
・効率化に役立つ。
・全社員が関わる業務。
・準備が簡単で短期間で始められる。
・若手社員から年配社員まで誰もが戸惑わずに使える。
・業務のやり方が大きく変わらない。
・運用開始から1ヶ月程度で成果がわかる。
これらを踏まえて、これまでのご利用企業に最も多く選ばれた業務は「社内申請」でした。
社内申請はお任せ!
kintoneは社内申請をデジタル化するのが得意です。それはkintoneには業務プロセスを管理する機能が標準で用意されているからです。
一般的な社内申請業務では、紙の申請用紙へ記入のうえ上司へ順番に回覧して押印やサインを貰います。若しくはエクセルの申請用紙へ記入のうえメールで上司へ回覧します。
kintoneを使うとどうなるのか?
kintone上で申請用紙を記入したらボタンを押して回覧させます。もう紙やエクセル、メールを使う必要はありません。kintone上で申請から承認まで全てが完結します。申請書に押印やサインをする必要もなくなり承認日時付きの電子承認に代わります。承認が下りると申請者本人へ通知までしてくれる気の利きようです。
kintoneならばパソコンに限らずスマートフォンからも利用できますので、外出先からでも申請や承認行為がシームレスにおこなえます。また、申請書の保管の手間も省け、いつでも過去の申請書を探し出せます。これで机に申請書の山が積もることからおさらばです。
社内申請始めました
弊社も昔は紙の申請書を使っていました。社員数も増えましてデジタル化の環境も整ってきましたので紙から脱却するタイミングが訪れました。
(図:職務権限表)
20種類以上の紙の申請書を「職務権限表」に記載された承認ルーチンに従って分類整理しました。その後に全ての申請書をkintone上へ実現しました。
どのような変化をもたらしたのか?詳しいお話は次回をお楽しみに。
宇都宮武則
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