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【クラウドサービスの歴史】
今日はkintoneの活用事例は休憩しましてクラウドサービス発展の歴史についてお話いたします。
クラウドサービスとは何?
インターネットを介してリソースやサービスを提供するモデルです。利用者はデータやソフトウェアを社内サーバーや自分のパソコンへ置くことなく使えます。
例えば身近なサービスに映画のコンテンツ配信があります。以前はTSUTAYAさんにDVDを借りに行ったものです。借りてきたDVDを再生するためにはDVDレコーダーが必要でした。
クラウドサービスに置き換えますと、インターネットを介して48時間60元で映画コンテンツを借りるサービスが利用できます。この再生にレコーダーは不要です。なぜならば再生に必要なリソースも同時に用意されますので、私たちはブラウザを介して鑑賞するだけです。
クラウドへの道
クラウドサービスへ至る歴史は、大きく4つの段階があります。
最初はメインフレームと呼ばれる大型コンピュータから始まり、次にオフィスコンピュータが登場。その後、SaaS(Software as a Service)が出てきて、2000年代になりインターネットが普及するとクラウドサービスへ発展しました。
1.メインフレームは1950年代から登場し大規模なデータ処理や計算を行いました。大量のデータを扱う金融取引や航空予約などに使用されました。
2.1970年代に普及したオフィスコンピュータは、各部所の業務を各部所に分散処理する方式であり、会計処理や在庫管理、顧客管理などに使われました。
3.1990年代後半に登場したSaaSでは、必要なソフトウェアはクラウド上で提供され、利用者はそれを課金方式でブラウザ等を介して利用できるようになりました。
4.その後、クラウドサービスへの発展にはインターネットやスマートフォンの急速な普及が拍車をかけました。スマートフォンで簡単に映画が観られる時代を想像できたでしょうか?
クラウドサービスの利点
・必要なときに必要なだけのサービスを利用できます。
・設備を共同利用することで効率的な利用や利用料の低価格化が実現できます。
・利用者は豊富なメニューから多様なサービスやリソースを選択できます。
・設備の管理は提供業者が行い、利用者は保守に関わる作業が不要です。
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