ワイズコンサルティング・グループ

記事番号：T00062259

　皆さまこんにちは。ワイズコンサルティング　佐藤でございます。何かと暗いニュースの多かった春節（旧正月）期間でしたが、ゴルフ好きの皆様は暗さを「ナイスショット」で吹き飛ばしていますか？

　今回は春節休み明け、２月20日（土）に行いました第75回ワイズ杯のレポートをさせていただきます。

無謀にも冬場の海沿いコースに挑戦

　冬場の台湾海峡沿いは風が非常に強く、海沿いのゴルフコースでコンペを実施するのは無謀（？）とも言われています。強く冷たい風を受け、参加者皆のスコアが上がらずにストレスがたまります。幹事は参加者のモヤモヤを一心に受け大会を切り盛りしなければなりません。そのように分かってはいるのですが、今大会は海沿い八里ゴルフコース（新北市林口区）での開催をいたしました。この八里ゴルフコースは夏場は雄大な海がきれいに望め、多少スコアが悪くとも、爽快なゴルフが楽しめるコースです。冬場開催の今大会はどんなストレスが参加者を待ち受けているのでしょう。我慢比べとも言える今大会に10名を超える参加者が挑戦いたしました。

右は海の５番ホール

やはり強風は待ち構えていた

　前半９ホールは海沿いにあるため、相当に風の影響を受けてしまいます。名物コースのパー３、５番ショートホール。コースの右側は崖。その向こうには台湾海峡の海が待ち構えています。風は海からの強風です。少し大げさに言えば、海に向かってのティーショットとなります。勇気を持って海を向き、風を頼りに打ち出します。こういうときは得てして余計な力が入ってしまい、ミスショットを誘発してしまいます。テーグラウンドの私は海方向を見ながらも、気持ちは左側に逃げています。左はワンペナ（１打罰）が待ち構えています。打てずに迷っていた際に、神風ならぬ神凪が発生しました。「あっ、風がやんだ！今だ！」すぐさま正面を向き、軽くクラブを振り抜き、難を避けることが出来ました。危なかったです。

　さらにパー５の７番ロングホールでは、１打目２打目と安全策が実を結び、私にチャンスが巡ってきました。残り距離は120ヤード。しかし、強い向かい風が牙をむいています。普段ですとこの残り距離は短めのクラブ（ピッチングウェッジまたはアプローチウェッジ）を選択します。逆風ですのでクラブを一番手大きくし９番アイアンを選択しました。するとキャディーさんが横目に「不夠不夠」とつぶやいています。「９番でも足りないのか…」さりげなくキャディーさんは７番アイアンを指差しています。「えぇっ、大き過ぎないか？」普段ですと160ヤードを打つクラブです。今日は何かに助けられていると感じていた私はキャディーさんの提案通り７番アイアンで振り抜きました。高く上がったボールは上空で逆風に負け、押し戻されているようにも見えます。結果は…ピンそばにピタリと吸い付きました。バーディーです。

海沿いコース

　凪に助けられ、キャディーさんにも助けられ、さらにはＯＢ手前の木々にも助けられ、この日の私は１年に１度のツキが巡ってきたかのようでした。

申し訳ございません！優勝してしまいました。

　多くのツキと同伴メンバーに盛り上げていただき、幹事でありながらぶしつけにも優勝をしてしまいました。本コンペでは２年半ぶりの優勝です。やはり優勝は良いものですね。喜びを抑え切れません。

　優勝コメントと言ってしまってはせんえつの極みですが、少しだけ書かせていただきます。先にも書きましたがこの日の私は見えざる力に助けられて「フォースと共にあった」ようです。まずは同伴メンバーには大変恵まれておりました。Ｍ社小野様、Ｍ社岩永様、Ｙ社吉村様、ありがとうございました。なんと同組の４人が１〜４位の上位を独占。スコア同様に楽しい会話で盛り上げていただき、実に楽しくプレーができました。さりげなく多くのアドバイスをくれたキャディーさんにも感謝です。風と凪、そして２度ＯＢを跳ね返してくれた木々たちと自然も味方してくれました。積もりに積もったハンディにも恵まれました。全てに感謝してやみません。ありがとうございます。

　次回第76回大会は３月19日（土）の開催となります。会場は台北市内からほど近い北投国華ゴルフ場です。皆さまのご参加をお待ちしております。ご興味のある方はワイズコンサルティング　佐藤（sato@ys-consulting.com）までお問い合わせください。

ワイズ杯ゴルフコンペ　第75回大会
2016年２月20日（土）
八里ゴルフ場　　天候　曇り一時雨
参加13名

優勝　　ワイズコンサルティング　佐藤　　
準優勝　Ｙ社　吉村様
ペリア戦優勝、ベストグロス　Ｋ社　永原様（初参加）

ワイズコンサルティング　佐藤豪紀