ワイズコンサルティング・グループ

記事番号：T00061876

　新年快楽！ワイズコンサルティング、佐藤でございます。日本のお正月と台湾のお正月に挟まれたこの時期、尾牙（忘年会）開催も盛んでございますが、週末ゴルフは楽しんでおられますか？１月は週末の度に天候が悪化し、キャンセルをしてしまったとの話をしばしば聞いておりましたが、ワイズ杯は参加者の心掛けがよく（？）１月16日（土）に無事に開催することができました。今大会は新竹県にあります老爺関西ゴルフ場での開催でございました。

老爺関西ゴルフ場　名物９番ホール

ハンディキャップ選定討論会は大盛況

　ワイズ杯ゴルフコンペはオリジナルハンディキャップ（以下ＨＣと表記します）により順位を決めています。ＨＣの決定方法は参加メンバーによる討論としており、ＨＣを決めるケースは３回あります。

　まず初参加の際。事前に自己申告はお聞きしますが、正式ＨＣはコンペ終了後のパーティー席上で確定をしております。幹事である私のコンセプトは、「早いタイミングで優勝の美酒を味わっていただきたい」。自己申告ＨＣの虚偽具合を同一組メンバーに診断してもらいます。「彼の腕前なら今日のＨＣはあり得ないなぁ」「次回参加時には優勝してもらいましょう」など言い合い決定します。

　次のケースは優勝者と準優勝者のＨＣ改訂時です。現状ルールでは次のようになっています。まず、ネットスコア（ＨＣを引いたスコア）でアンダーパーの場合は現ＨＣよりアンダー分を引きます。次に優勝者は２割カット、準優勝者は１割カット、第３位は0.5割をカットします。もちろん（？）小数点以下は切り捨てです。ただし、計算通りに話は進みません。優勝者のＨＣ改訂ですので、討論メンバーの査定は厳しいものです。「まだそんなにＨＣがあったの？」「新ＨＣでも優勝確実ではないの？」と厳しい意見。挙げ句の果てには「奇数は縁起が悪い」「ゾロ目は男らしくない」など言い掛かりと思える意見まで飛び出します。最終的には対象者も参加メンバーも納得のＨＣに落ち着くのですが、厳しい意見とは裏腹に、和気あいあいとで決めていきます。

　最後の一つはみんながうれしい新年ボーナスです。新年１月より昨年のＨＣに５を加えていきます。対象は旧年中に２回以上参加した方全員です。前年の優勝経験者は優勝回数を５から引きます。さすがにこの際はどなたからも意見が出ず、あっさりと決まります。「１年間耐え忍んだかいがあった」「やっと本来のＨＣに戻ったよ」と喜びの声が大半です。上限ＨＣは36であることも付け加えておきます。

大波賞採用のキッカケに？

　ワイズ杯では本大会以外にもさまざまなイベント賞を設けております。ニアピン賞、セカンドニアピン賞、ドラコン賞、ペリア戦などです。グリーン上のお遊びは各組メンバーにお任せしています。

　今大会で新たなイベント賞設定の話が持ち上がりました。大波賞です。大波賞とは前半９ホールのスコアと後半９ホールのスコアで改善度合いが最も高い人が対象となります。例えば前半が60、後半が40だとしたら改善スコアは20となります。前半40、後半60でも波は荒いのですが、改善ではないのでこのケースは適用外です。

　今大会では改善スコア27という強者が誕生したのです。弊社董事長、吉本の改善スコアです。前半のスコアは自己ワースト、後半のスコアは自己ベストではないかと話していました。前半のスコアが悪くても、気持ちを切り替え後半のプレーをするのはタフな精神力が必要です。諦めない心の強さを大波賞として新たなイベント賞に加えたいと思います。でも、次回からの採用としますので、今回は拍手のみでお許しください。

久々の優勝にコメントも雄弁に！

　本大会優勝はこのコラムに久々の登場のＴ社松川様です。最近はタイミングが合わず参加がかなわずにおりましたが、復活の参加であっさりと優勝をさらっていくところ、さすがの大物ぶりを発揮しています。優勝コメントにも大物ぶりが漂っています。

優勝！松川様（右）と弊社董事長吉本（左）

　「まずはご参加の皆さまに支えられ、久々に優勝することができたこと、心より御礼を申し上げます。このコラム久々登場の松川です。老爺関西ゴルフ場は好きなゴルフ場ですが、個人的にはインの10番が鬼門のホールです。右はＯＢ、左は１打罰の幅の狭い打ち下ろしです。体の動かない朝一番には少々厳しいスタートホールです。昨年のある別のコンペではスタートホールにもかかわらず、ＯＢ３発となり、一日が終わった気分となったことを思い出しました。

　今回もスタートホールでしたが、ドライバーを使わずに絶対に刻むと心に決めて、手堅いスタートをプランニング。スタート前の儀式（ビール１本の補給）を済ませ、ティーショットは短めのクラブ（ユーティリティ）を握り慎重に第１打を打ちました。結果は３オン２パットのボギーと計画通りのスタートができ、その後も落ち着いてプレーすることができました。

　優勝することができたのは、落ち着いてプレーできたことに加えて、同伴者に恵まれたこと、そして愉快なキャディーさんに恵まれたことです。今回も周囲の人に助けられました。同伴の田口様、西本様は心優しく、ミスをしても、池に入れても、４パットしても『まだ大丈夫！』と温かいお言葉を掛けて頂きました。

　そして、キャディーさんはとても愉快な方で、その上サービス精神旺盛な方でした。頼んでもいないのに『写真を撮るから並べ』と言い、次から次にと別のアングルで撮ってくれました。売店のトイレではドアが壊れ、表に出ることができずに、脚立を使って窓から脱出したのもご愛嬌。和ませてくれたキャディーさんのおかげでリラックスすることができました。

　このように周囲の人に助けられたおかげもあり、久々に90台前半で回ることができ、優勝をすることができました。仕事と同様、ゴルフも周りの人に助けられています。

　2015年の心残りはワイズ杯の参加が少なかったことと優勝できなかったことですが、16年は早々に目標達成ができました。思い残すことはありません。優勝で大幅に減った（減らされた）ＨＣのため、次回からはのんびりゴルフに徹します。」

　松川様！おめでとうございます。

　次回第75回大会は２月20日（土）の開催となります。会場は台湾海峡沿いの八里ゴルフ場です。冬場は海風が厳しく、スコットランドのセントアンドリュースをほうふつさせる難コースになります。冬場の海風にチャレンジしたい方はぜひご参加ください。皆様のご参加をお待ちしております。ご興味のある方はワイズコンサルティング、佐藤（sato@ys-consulting.com）までお問い合わせください。

ワイズ杯ゴルフコンペ　第74回大会
2016年１月16日（土）
老爺関西ゴルフ場　　天候　晴れ
参加13名

優勝　　Ｔ社　松川様
準優勝　Ｎ社　渡邊様

ワイズコンサルティング　佐藤豪紀