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ワイズニュース編集部の谷口です。本日は6月のワイズ全社会議の「極秘レポート」をお届けいたします。今回は、レッドオーシャン(競合が多く、競争の激しい領域)とブルーオーシャン(競合のいない新市場)についてです。
今月は、社長講話で弊社代表の吉本がある非常に儲かっている税理士事務所について語りました。
その事務所は、参入当初から従業員数を2倍に増やし、北海道でナンバー4まで上り詰めました。代表は吉本に対し、業界をブルーオーシャンと表現したと言います。
素人からすれば、一度契約すればほとんど乗り換えもなく、新規参入のチャンスがないレッドオーシャンに思えます。
聞けば、やはり業界は古参事業者ばかり。経営者がITを導入しようと相談しても、補助金などの制度について理解していない税理士が多かったそうなのです。
そこで、ITソリューションを武器に顧客をどんどん獲得し、見事拡大に成功したということでした。
時の流れが市場を変える
レッドオーシャンも時代が流れれば需要が変化し、ブルーオーシャンにとなるのです。成功者は、時代の流れ乗りこなし、現在の市場がどのような状態にあるかしっかり把握しています。
時代に合ったソリューションをいち早く提供できれば、競合がいないかの如く新規拡大が目指せるかもしれません。
一方で、時代遅れのメソッドのまま改善しなければ、業界から淘汰されてしまう危機に面するということです。ITに限らず、新しいことはどんどん学んで、必要ならば取り入れていかなければなりません。
AI時代を乗りこなせるか?
生成AI(人工知能)の「Chat GPT(チャットGPT)」ブームでAI時代が到来した今、まさにピンチでもありチャンスでもあるのではないでしょうか。
知的労働の代表格、弁護士なども生成AIに取って代わられてしまうと言われています。AIを生かしてブルーオーシャンを乗りこなしていけるか、今まさに問われているのです。
ワイズでもこれを重大に扱い、リスクを把握し、積極的に活用していく方針です。AIにはどんな特徴があるのか、どんなことができて、できないのか。事業にとってどんなリスクが生じるのか。日々研究しています。
全社会議でもここ数カ月毎回、チャットGPT関連プロジェクトを検討しています。社内の業務効率化と新サービスを掛け合わせた商品を開発し、ブルーオーシャン戦略で新しいビジネスモデルを確立すべく、試行錯誤は続きます。
ワイズメディア 谷口綾
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