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眼鏡はもはやアクセサリー
皆さんは、眼鏡をかけていますか?
私は視力が悪いため、子供のころから眼鏡をかけていましたが、大学入学をきっかけにメイクをするようになり、眼鏡もコンタクトレンズに変えました。
子どものころからずっと眼鏡をかけていて、外見が気になる年頃になると、コンタクトに変えたくなったという人は多いのではないでしょうか。「もう眼鏡はイヤ!」という気持ちになって、コンタクトを買うために親におねだりしたり、アルバイトしたり、という経験を持っている人も大勢いるかと思います。
しかし、「眼鏡は視力が弱いため、仕方がなくてかけるもの」と私はずっと思ってきましたが、どうやら最近の若者はそう思っていないようです。
台北市の繁華街、東区や西門町に行くと最近、あちこちで眼鏡を売っているのを見かけます。近寄って見てみると、ほとんどプラスチックでフレームが大きいタイプのものばかりです。それに、よく見ると、あれ?!レンズが入っていません!
これ、安く売るためにレンズは別売というわけではなく、実はなんとレンズなしのままかけるためのものなんです。
それじゃわざわざ掛けなくてもいいのに…。いやいや、眼鏡はもはやアクセサリーの時代なのでございます。
狙いは「小顔効果」
そこで、具体的にはどんな感じ「レンズなし眼鏡」が流行っているのか、少々紹介したいと思います。
まず一番大切なのは、どんな眼鏡でもいいわけではなく、(1)プラスチックフレーム(2)フレームが大きい程いい──という傾向があります。
プラスチックフレームの眼鏡ブームは既に何年も前から起きていますが、レンズなし眼鏡の場合は、カラフルなものほど好まれるようです。
また今の若者は、写真の「自分撮り」が好きで、女性はもちろん、男性も小顔に見せたがる傾向があります。小顔に見せるため、撮る時にさまざまポーズや角度を追求しています。(他人が見ると、別に格好よくなっているとは思えないのですが...)フレームの大きい眼鏡は小顔に見せる効果もあるため、これほど人気となっていると言えそうです。
あと気になるのは、これまで度の付いていない「ダテ眼鏡」もあったのに、どうして「レンズなし眼鏡」が登場したのかということです。答えは簡単、アイメイクをつぶしたくないからなのです。
付けまつげがメイクの常識になっている現在、眼鏡を掛けたらせっかくのメイクが台なしになります。でも顔の全体的なイメージを変える効果も欲しいから、じゃレンズを外せばいい!と誰かさんの「賢コツ」が広がり、ブームになりました。
ただ、もともと付けまつげに影響しないために始まったことですが、これならレンズがあるせいで目が小さく見えるという欠点もなくなることから、男性もかけるようになりました。
そう、眼鏡には「ダサい」、「真面目っ子」といったイメージが付きまといがちでしたが、そんな時代はすっかり過去のものになってしまったようです。
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