第2回 台湾起業のメリット


コラム 経営 2007年10月19日

ワイズの経営塾 台湾起業編

第2回 台湾起業のメリット

記事番号:T00003243

  
 「どうせ海外で起業するなら中国やベトナムなど、成長している国でした方が成功する確率は高い」というお話をたびたび耳にします。

 しかし本当にそうでしょうか?

 今回はあえて「日本人が海外で起業するには台湾が一番」という説を展開していこうと思います。 

●なぜ日本で起業しないのか?

 日本で起業する主なデメリットは以下の通りです。

1)ビジネスの隙間が小さい

 日本は「痒いところに手が届く」ほど、業種がそろい過ぎていますし、既存企業と競争するには多くの経営資源が必要。

2)過当競争になりやすい

 一生懸命やるのは日本人の美徳ですが、皆が一生懸命やり過ぎているため、過当競争になりがちで、「高コスト低収益」になりやすい。

3)法人税が高い

 日本の法人税は世界でも有数の高さであり、稼いだ利益の多くを税金で持っていかれる。

4)多額の資金が必要

 起業、維持、運営するためのコストが高く、同じ資金なら海外の方が使い出がある。

5)失敗後のやり直しが難しい

 失敗したあと、再就職や再チャレンジするのは難しい。

●成長の早い国で起業するデメリット

 日本人が台湾以外の成長の高い国で起業するとすると、以下のデメリットが考えられます。

1)日本人は混沌としたビジネスが苦手

 明治維新当時や戦後の日本人はルールが明確でない環境下でのビジネスをすることができましたが、現在の我々はそのような環境下におけるビジネスは苦手な人が多い。

2)過酷な生活環境
 
 治安・職の安全などの安全意識が低いところが多いので、それこそ「命がけ」になりやすい。

3)企業のオリンピック大会

 成長の高い国では、世界の厳しい競争で勝ち残った超一流企業との競争となる。

●起業場所として台湾を選ぶメリット

 日本人が台湾で起業すると、以下のメリットを享受することができます。

1)日本人にとって戦いやすい

 成熟経済下における競争は、我々日本人が一番経験が多く、得意とするところですが、台湾はこの時期に入ったばかりであり、この時期の競争がまだ不得意。

2)ビジネスのトレンドが分かりやすい

 日本やアメリカを見ていれば、ビジネスのトレンドがある程度予測できる(言い換えれば「タイムマシーン」を持っている)。

3)文化が日本に近い

 過去に「おしん」が台湾で流行したように、歴史的要因から日本独特の文化を受け入れやすい土壌にある。

4)生活しやすい

 治安もよく、日本と同じものが手に入り、親日的なため、日本人にとっては非常に生活しやすい。

5)コストが低い

 家賃や保証金、設備などの起業コストは日本に比べ大幅に低く、生活も贅沢をしなければ、非常に安く生活できる。

 オリンピックでは参加するのも難しい個人起業でも、国体の地区予選なら勝てるチャンスもあるのではないでしょうか?

●起業への格言2

 「日本人のメリットを利用する」

ワイズコンサルティング 吉本康志

 

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