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第1回 台南・古い建物の改装ブーム


コラム 台湾事情 作成日:2014年1月28日

週末快楽手冊

第1回 台南・古い建物の改装ブーム

記事番号:T00048376

 はじめまして。今月から「王小姐的週末快楽快手冊」を連載させていただきます。毎月、お薦めの場所や居心地が良い店を紹介したいと思います。皆さまの楽しい週末ライフのお役に立てればうれしいです。

 台南ではここ数年、古い建物を新しく改装することがはやっています。改装といっても、昔の建物の趣きは残して、室内に現代的な設備(クーラーや水洗トイレなど)を整えるというやり方です。「変身」した建物の多くは民宿やお店として活躍中です。

 今回はそうした民宿を1軒紹介します。赤い扉の周りに春聯(縁起の良い対句を書いて、家の入口の周りに貼る赤い紙)があって、対句の頭文字を組み合わせると、民宿の名前、「いいお宅に居る」という意味の「窩・好宅」になります。


外観は古い一般住宅のようですが…

 段差が大きい階段や部屋のデザインは、建物が建てられた80年前とほぼ同じです。天井と木板のベッドもそのまま残しました。広さは26坪(4部屋)で、泊まれる人数は全部でたったの10人です。建物の外観はかなり古そうですが、中をリフォームしたので快適です。昔の雰囲気を残したまま改装した民宿にはさまざまなスタイルがあり、単なる味気ないホテルよりも好かれているということです。


室内はこんな感じ。ホワイト基調です

口コミで人気喫茶店に

 「窩・好宅」から約2キロ離れた場所にある「甘単咖啡館」も、築50年以上の古い建物を改装した喫茶店です。特に宣伝はしていませんでしたが、コーヒーが本当においしく、口コミと行った人のブログのみで、オープンからわずか2年間で人気の喫茶店になりました。「甘単」は台湾語で「簡単」という意味です。店は20人くらいで満席になるほどで小さく、メニューも手書きで黒板に書いてある数種類のコーヒーや紅茶のみです。

 リフォームしたといっても、店の外観や中の雰囲気は昔のままで、居心地の良い柔らかな雰囲気です。私もコーヒー1杯だけで、本を読みながら3時間も店にいました。


コーヒーが好きな方には「シングルオリジンコーヒー」がお薦めですよ

 B級グルメで有名な台南はいつも多くの観光客でにぎわっていますが、最近は古い建築物を目当てに訪れる人も増えています。古い建物の中にいるとまるでタイムスリップしたような気になります。皆さん、台南へ行かれた際に足を運んでみてはいかがでしょうか。

【窩・好宅】

住所:台南市中西区信義街108巷22号

公式blog:http://staynicehome.pixnet.net/blog/post/64652604

【甘単咖啡館】

住所:台南市中西区民権路二段4巷13号

営業時間:月~日、13:00~21:30

定休日:月末の月、火、水、木、春節

紹介blog:http://www.ipeen.com.tw/comment/169013

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