記事番号：T00125728

　台湾でも冬の訪れが近づいてきました。ゴルフ場でもスタート前は寒さを感じ、身が凍える嫌な季節の到来です。

　皆様こんにちは。ワイズコンサルティング佐藤でございます。本格的な寒さではないものの、冷えて硬くなった身体が必要以上の緊張感をもたらし、冬ならではの悪条件がスコアに影響してしまいます。

冬晴れの八里国際ゴルフ場

　今回のレポートは本格的な冬を迎える間際、11月大会をお伝えさせていただきます。会場は八里国際ゴルフ場（新北市）。海沿いのコースなので冬場は強風に晒されますので、年内開催のラストチャンスです。

■冬場のゴルフに〇〇は必須

　冬場は「整える力」が特に重要と筆者は考えております。「整える力」という表現ですと抽象的ですが、具体的に言うと「環境・身体・気持ち」を整えて、プレーに適した状態を作る力です。それぞれ簡単に説明します。

　まずは「環境」を整える力です。自分を取り巻く環境を整えます。要するに寒さ対策を怠らない、体温低下を防ぐ作戦です。夏場にはタンスの奥で寝ていたウールの帽子やネックウォーマー、薄手のセーターなどを登場させます。早朝スタートですと最初の3ホールでは遠慮なく使用します。冬が深まるに連れ、3ホールが6ホール、9ホールとなります。まずはその第一歩です。

　次は「身体」を整える力です。年齢的な要因もあり、スタート前の身体はガチガチです。素振りをしても捻転度合いは半分以下。身体を伸ばすと痛みが先にやってきます。少しずつ、恐る恐るストレッチ。身体の可動域を少しずつ広げていくことで整えていきます。

　最後は「心」を整える力です。必ずしも冬場だけではないのですが、要はメンタルコントロールです。ミスショットなら当然ですが、ゴルフではナイスショットをしても女神の悪戯で結果が伴わない場合が往々にしてあります。そういった際こそ「心」の整えが効果的です。どんな時でも「焦らず、自分のペースで打つ集中力」とも言い換えられます。

　加えて最近の筆者は「自分の結果に無感情」を意識しています。同伴メンバーのナイスプレーには感情を全面に出し「ナイスショット」を声に出すように心がけていますが、自分のプレーには一瞬の間を取り、感情を飲み込んでいます。

　まとめると「整える力＝環境・身体・心を冬の条件に合わせて最適化し、平常心でゴルフをプレーする力」です。あくまでも筆者の「整える」ですので「あー、そういう人もいるんだな」と軽く受け止めておいてください。

■優勝は整った心の賜物！

　さて今大会の優勝は筆者が「整える心」のお手本にしたいR社の笹谷様でございます。喜びの優勝コメントを紹介させていただきます。

　「11月でも八里国際ゴルフ場は、快晴で気温も25度位と文句なし。海の眺めも良く気分最高！残念なのは海から容赦のない強風！この強風でのプレー経験がない面々は苦労しそうです。

　しかし長く経験を積んだ私には逆に大いなるチャンス。このコースは砲台グリーンがほとんどなく、手前から転がして攻められるコースレイアウト。『今日はこれで攻めればいける』とスタート。気持ちが先走ったのかスタートホールの第2打はダブって池ポチャ。結果ダブルボギースタート。ゴルフはやっぱり謙虚さが大事だと教えられました。猛省＞＜。

　その後は強風対策で低い球を打つように、心掛けたことが結果的に良い方向に働いたと感じています。当日ご一緒したK様の激近ニアピンには刺激をもらい、ワイズのLさんの明るさと楽しい笑顔には終始リラックスをもらいました。お二人と回れたことが、今回のベスグロ優勝につながったと心から感謝しています。

　これからも皆さまと楽しくラウンドできることを楽しみにしています。ありがとうございました」

　笹谷様、優勝おめでとうございます！ミスが出ても心の整えがさすがにお上手です。

優勝笹谷様（左）ワイズ李（右）

　さて、次回第192回大会は12月20日（土）桃園ゴルフ場（桃園市）での開催となります。2026年1月大会は1月17日（土）旭陽ゴルフ場（新竹県）での開催を予定しております。また2026年2月は旧正月休暇の真只中、開催はございません事、先んじてお知らせさせていただきます。当ゴルフコンペは参加経験の無い方も、ゴルフ経験が浅い方も大歓迎です。ご希望の方は、ワイズコンサルティング（info@ys-consulting.com）までお問い合わせください。

　過去の大会情報はこちらでも確認できます。

ワイズ杯ゴルフレポート

https://www.ys-consulting.com.tw/column/l/63/

ワイズ杯ゴルフコンペ　第191回大会　

2025年11月15日（土）八里国際ゴルフ場


優勝　R社　笹谷様　ネット75

準優勝　J社　村上様　ネット77