第57回  「老け顔」の結婚記念写真


コラム 台湾事情 作成日:2010年7月9日

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第57回  「老け顔」の結婚記念写真

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 6月に結婚した花嫁は幸せになれる、という「ジューンブライド」の言い伝えは台湾でも定着していて、毎年6月は結婚シーズンです。昨年は孤鸞年(「孤鸞」=連れ合いを失った鳥のこと。詳細は本連載第33回を参照)に当たり、台湾の風習では結婚に不向きな年だったため、今年は6月はもちろんのこと、年間を通じて結婚するカップルが多いようです。

 台湾でも新郎新婦が結婚前、記念写真を撮影します。日本と異なる点は、一般的に撮影はスタジオだけでなく、山や海などロマンチックな場所、または2人の思い出の場所でウェディングドレスを着て行われるところです。何人かの経験者に聞いてみたところ、この写真は一生の記念なのだからきれいに撮らなくちゃね、と口をそろえて言っていました。

永遠の愛を誓う?「老け顔」写真

 しかし、最近はきれいなだけではなく、本当に意義ある写真を撮ろうという新たなアイデアが生まれているようです。

 それはなんと「老け顔」メイクの結婚記念写真。2人がおじいちゃん、おばあちゃんになったときの顔を想像してメイクを施し、スタイリストがそれに合わせた服装を用意してくれます。

※老け顔にした結婚記念写真/http://talk.wed168.com.tw/149594.html

 実際にこの老け顔写真を撮影したカップルは、お互い年をとってもずっと一緒にいることを誓い合うために写真を撮ったそうです。最初は家族に猛反対されたものの、2人の思い出としてどうしても撮りたいと主張したそうです。

利用者は1カ月に2~3組

 サービスを提供している業者によると、2年前のサービス開始当初の利用者数は2~3カ月で1組程度でしたが、最近は口コミで利用者が増えて1カ月に2~3組が利用するそうです。よくある記念写真と違って少し遊び心を入れたこの老け顔写真、業者は今どきの若いカップルに受け入れられて、今後も利用者が増えていくと期待しているようです。

 私の知り合いで7月11日に結婚する人がいます。彼にこの老け顔の結婚記念写真を薦めたら、奥さんが「嫌!」と言ったそうです(残念...X_X)人生の一番きれいなときに一番きれいな写真じゃないと嫌だ、と思う人はまだまだ多いようですね。
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一般的な結婚記念写真
  
ワイズコンサルティング 陳逸如

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