記事番号:T00080315
本コラムはワイズコンサルティンググループが行うChatworkを利用した労働生産性向上施策について分かりやすく解説したものです。前回は、Chatwork導入の決め手と運用ルールについて解説しました。
今回は、Chatwork導入の懸念点と想定外の効果について解説します。
紹介企業:ワイズコンサルティンググループ 代表 吉本康志
導入時に心配・懸念していた点
Chatworkを導入する前は、みんなチャット上でコミュニケーションを取ってしまい、リアルなコミュニケーションが減るのではないかという懸念がありました。
実際導入した結果は全く違うもので、社員同士のコミュニケーション量は以前よりも格段に多くなりました。チャット上で気軽にコミュニケーションが取れるようになったことで、「◯◯さん、仕事の状況今××なんだって?頑張ってね!」「◯◯さん、以前こんなこと言ってたよね~」といった感じで、共通した話題を話しやすくなったためです。これは社内コミュニケーションをメールでやっていたら絶対に発生しなかったことです。
社員同士の距離が縮まり、リアルのコミュニケーションが進むようになった結果、仕事もよりスムーズに進むようになりました。
これからチャットワークを使おうと思っている企業へ一言、お願いします。
だまされたと思って3カ月使ってみてください。多分やめられなくなると思います。皆さまが今悩むことや躊躇(ちゅうちょ)する原因はとてもよく分かります。
電話やメールがあるのに、なぜチャットツールが必要なのか。
この点については、私も仮導入を検討したとき、他のツールと比較して、分析したりしてみましたが、それだけではやはり必要性が見いだせませんでした。しかし、実際に導入して使ってみて、言葉には言い表せないほどのメリットを感じています。
Chatworkの説明を初めて受けた時、「メールは過去のコミュニケーションツールである」と聞きました。今では理解できますが、この言葉の真意、分かりづらいですよね?
メールは報告に向いていますが、議論に向いているツールではありません。さらに現在の仕事は、以前より複雑になっており、多くの人と密度の濃い話し合いが必要になっています。
Chatworkは個人用チャットツールとは違い「ビジネス」コミュニケーションに特化したチャットツールです。労働生産性を向上させる仕組みが整っており、社内外のコミュニケーションにメールを使っている場合、Chatworkにするだけでも労働生産性は何倍にも向上します。
4回にわたるコラムの最終回です。Chatworkに関する質問、弊社の使い方に質問がある方は、お気軽にご連絡ください。
Chatwork 台湾連絡事務所 川村真史
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