記事番号:T00080184
本コラムはワイズコンサルティンググループが行うChatworkを利用した労働生産性向上施策について分かりやすく解説したものです。前回は、ワイズが実感した労働生産性向上効果について解説しました。
今回は、Chatwork導入の決め手と運用ルールについて解説します。
紹介企業:ワイズコンサルティンググループ 代表 吉本康志
導入の決め手はセキュリティー
弊社はお客様の情報を預かる事業をしております。お客様からいただいたアンケートやセミナー参加情報等はまさに情報資産であり、絶対に外に漏らしてはいけない情報です。
弊社ではISO27001(ISMS)の認証も取っておりますが、個人用チャットツールは情報漏えいの可能性があり、万が一漏えいしてしまった場合は倒産の危険性もあります。そのため、情報セキュリティー上の考えから会社の公式ツールとしてChatworkを選択しました。
Chatworkでしたら、銀行レベルのセキュリティーを確保でき、ログの管理もできますので、安全性と使いやすさの両立ができます。また、ユーザーにとって使いやすくするにはどうしたら良いのかよく考えられているツールだと感じました。
社員が慣れるための運用ルール
全社導入を決めましたが、社員たちにすぐに使い慣れてもらわなければ意味がありません。そこでワイズコンサルティンググループでは以下の取り組みを同時に実施しました。
Chatwork勤怠管理システム導入
チャット上で発言するだけで、出勤・退勤を記録することができるChatwork勤怠管理システムを導入し、Chatworkを毎日使う習慣を付けるようにしました。
社長への緊急連絡はChatworkで
社員たちに急ぎの案件はChatworkで連絡するように言っています。
お客様とのお話中、電話に出られない時がありますし、話が終わってから電話を折り返して要件を確認するのは手間がかかりますが、チャットなら一瞬でチェックできるためすぐに返信することも可能です。
楽しみながら覚える
弊社では、毎月1回全社での食事会があります。食事会の中に、楽しく業務知識を付けるゲーム大会があり、社員たちが早くChatworkに使い慣れるように、Chatworkを活用して指示を出すといったゲームをしたこともあります。
例:「社長にビールをついでください」といったメッセージを流し、一番早くつげた人が勝ち。
次回は、ワイズがChatworkに感じた懸念点とその検証結果を詳しく解説します。
Chatwork 台湾連絡事務所 川村真史
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台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
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