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《新型肺炎》第3回 テレワーク、マスク不要でリラックス勤務?


コラム 台湾事情 作成日:2020年3月3日

テレワーク経験談

《新型肺炎》第3回 テレワーク、マスク不要でリラックス勤務?

記事番号:T00088626

 新型コロナウイルス感染が広まる日本で、時差通勤やテレワーク(リモートワーク)が急速に広がる中、台湾拠点ではいかがでしょうか。

 感染予防のため、ワイズニュース編集部(メディア部)は一足早く2月4日から、テレワークを開始いたしました。リモートワーク、在宅勤務、自宅勤務…、呼び方はいろいろありますが、業種や職種が違えど、少しでも参考になれば幸いです。

自宅で孤独なトラブル

 テレワーク導入2週目は、筆者と新入社員2人がテレワークの番。

 準備万全だったはずが、筆者はいきなりトラブル発生。会社から持ち帰ったMacBook Airにインターネットが瞬間的にしか接続しません。再起動しても状況は変わらず、中華電信に電話してもインターネットは正常ですとつれない回答。「経済ニュースは鮮度が命」をモットーに、在台日系企業の経営者・駐在員の皆さまのビジネスや取引先、台湾人部下との会話に役立てていただくため、当日朝刊の報道内容を当日夕方に配信するワイズニュース編集部では、少しの時間のロスも命取りです。

 時節柄、Wi−Fiが使える喫茶店に逃げ込むわけにいかず、半泣きになりながら、ふと個人のノートパソコンで試してみると、無事にインターネットに接続できました。オフィスにいれば、同僚や管理部のアドバイスが受けられますが、テレワークだとまさに「咳(せき)をしても一人」。会社や同僚のありがたみを感じた一コマでした。

在宅のメリット・デメリット

 テレワークのメリットといえば、始業ギリギリまで眠れること。ところが、《新型肺炎》関連ニュースが飛び交う緊張感から、いつも通り午前5時台に目が覚めてしまいました。とはいえ、午前7時の始業までゆっくり朝食を取りつつニュースを眺め、肩の凝らないラフな格好で働けるのはテレワークの特権。気兼ねなく室温を調節したり、貴重なマスクを消費せず、息苦しくないのも正直うれしいところ。

 一方、通勤という行為でオンオフの切り替えができず、オフィスで同僚とおしゃべりして気分転換したり、帰りに寄り道をする楽しさはなくなります。通常は1日5,000~7,000歩歩いているのですが、テレワークの日は1,000歩以下!自炊中心といえど、飲み物もおやつも食べ放題。これ以上太らないうちに早く《新型肺炎》が収束してほしいものです。

食べ放題サボり放題?

 サボろうと思えばいくらでもサボれそうなテレワークを編集部が命じられたのは、会社の厚い信頼を得ているから。ではなく、ワイズニュースという成果物(アウトプット)を全社員、そして数百社の読者の皆さまにお見せしているからだとか。

 「自宅だとモチベーション下がるんじゃない?」と聞かれますが、《新型肺炎》関連の重要ニュースが山のよう。テレワークで作業手順が増えても当日夕方配信に間に合わせるため、毎日必死でサボる暇なし。入社間もないメンバーの「台湾のニュースに毎日いち早く触れられてうれしい」との声にテンションも上がります。

 え、ニュースが少ないとサボるでしょうって?では今後もしっかり監視(ご愛読)お願いいたします!

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青木樹理

青木樹理

ワイズメディア

日本、台湾での金融機関勤務を経て、ワイズニュース創刊年の2007年に入社。副編集長を経て20年より編集長。台湾経済・産業の動向を分かりやすくお伝えするため、台湾社会をウオッチしながら生活しています。

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