ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム 会社概要 採用情報 お問い合わせ

コンサルティング リサーチ セミナー 在台日本人にPR 経済ニュース 労務顧問会員

《新型肺炎》第4回 テレワーク、部内コミュニケーションが逆に活発化?


コラム 台湾事情 作成日:2020年3月4日

テレワーク経験談

《新型肺炎》第4回 テレワーク、部内コミュニケーションが逆に活発化?

記事番号:T00088640

 新型コロナウイルス感染予防のため、2月4日から一足早くワイズニュース編集部(メディア部)はテレワーク(リモートワーク、在宅勤務、自宅勤務)を導入し、本コラムでその経験談をお伝えしています。業種や職種が違えど、少しでも参考になれば幸いです。

 今回は、出勤メンバーとテレワークメンバーとのやり取りに想像以上に役立った、ビジネスチャット「Chatwork」(チャットワーク、登録無料)をご紹介します。

仕事とプライベート分離

 テレワーク導入後、ワイズニュース編集部のメンバー全員が見られる、Chatworkのグループチャットでのやり取りは1日100回以上。主にこれまで口頭で行っていた指示や報告、連絡、相談を置き換えたので、メールよりチャットが適しているのは当然ですが、「LINE(ライン)」でなくてよかったと感じました。

 というのも、家族や友人からのプライベートなメッセージをうっかり目にすると、集中力低下は間違いなし。仕事とプライベートを分けられるのは、大きなメリットです。

ほめてほめて、ほめまくり!

 文字入力が面倒と思いきや、Chatworkはスマートフォンのアプリだけでなく、パソコンのブラウザーでも使えるので、それほど手間はかかりません。

 フェイスブック(FB)のいいね!に当たる「リアクション」を使えば、やり取りはさらにスピーディー。「ありがとう」や「いいね」でお互いにどんどんほめ合うこともできます。編集部では「了解」=見ました、「いいね」=OK!それでお願いしますのサインと取り決めたので承認も簡単、報告者はすぐに次の工程に移れます。リアクションを「通知なし」に設定すれば、むやみに業務の手が止められることもありません。

 オフィスで働いていた時は「あれやって」「これやって」で話が進み、後に誤解やミスが発覚することが時々ありましたが、文字にすることでこうしたトラブルは起きていません。

 Chatworkは、文字を仕事とする編集部にとって相性がいいだけでなく、台湾人と日本人のコミュニケーションでも効果が高そうです。

孤独感を緩和

 業務に関しては、個人宛てメッセージでなく、ワイズニュース編集部のメンバー全員が見られるグループチャットを主に使うことで、お互いの考えや業務の進捗(しんちょく)把握に役立っています。チャットの方が気楽に発言しやすい面(人?)もあるのか、全員がオフィスにいる時より分かり合っているかも。

 ワイズ全社員が見られるグループチャットも別にあります。他部門からワイズニュースへの情報提供がある他、会社の状況も随時把握できます。オフィスにいない不便さ解消だけでなく、テレワークで陥りがちな孤独の解消にもつながります。

 先日は、顔を見ながら話せるChatworkのビデオ通話を利用して、会社の会議にオンライン参加しました。声はクリア、クラウドで会議資料を共有すれば十分に実用可能です。

 テレワークに必須のビジネスチャット。Chatworkに興味があれば、ワイズ社員にご相談ください。

●ワイズニュースの豆知識
 《新型肺炎》関連の緊急速報は28回(4日時点)と、過去最高の頻度。日系企業の皆さまとワイズが力を合わせて乗り切れるよう、今後も台湾情報提供に全力を尽くします。
https://www.chatwork.com/g/ysnews_tw

青木樹理

青木樹理

ワイズメディア

日本、台湾での金融機関勤務を経て、ワイズニュース創刊年の2007年に入社。副編集長を経て20年より編集長。台湾経済・産業の動向を分かりやすくお伝えするため、台湾社会をウオッチしながら生活しています。

テレワーク経験談

情報セキュリティ資格を取得しています

台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。