《新型肺炎》第2回 テレワーク、ちゃんと自宅で働いてる?


コラム 台湾事情 作成日:2020年3月2日

テレワーク経験談

《新型肺炎》第2回 テレワーク、ちゃんと自宅で働いてる?

記事番号:T00088596

 新型コロナウイルス感染が広まる日本では、政府が小中高の臨時休校を要請し、産業界にも時差通勤やテレワーク(リモートワーク)推進の協力を要請、テレワークの導入企業が相次いでいます。

 ワイズコンサルティンググループは2月4日から一足早く時差通勤を導入し、ワイズニュース編集部(メディア部)はテレワーク(自宅勤務、在宅勤務)を実施しています。本コラムでは、その経験談をお伝えいたします。業種や職種が違えど、少しでも参考になれば幸いです。

ペーパーレスでスムーズ移行

 ワイズニュース編集部はメンバーを2チームに分け、1週間ごとに出勤とテレワークを交代することに決定。社内ファイルサーバーのファイルをパソコンに移行したり、クラウドサービス「グーグルドライブ」に保存したりと、自宅でも出勤時とほぼ同様に働ける環境を整えました。

 もし不足があれば、ビジネスチャット「Chatwork」(チャットワーク、登録無料)を使って、出勤のメンバーからテレワークのメンバーにファイルを送付することもできます。

 振り返れば、筆者が日本で新卒で働いていたウン十年前は、PCは部内に2台しかなく、重要書類は鍵のかかるキャビネットの中に保管されていました。ずいぶんテレワークがしやすい時代になったものですね。

GPS打刻で勤怠管理

 1週目は中堅社員2人がテレワーク。もとよりワイズはChatworkを使って勤怠管理を行っており、今回のテレワークでは、出退勤の時刻と位置情報を同時に送信する「GPS打刻」を利用しました。打刻は、社長や管理部長、各部門長のChatworkで確認できます。

 ワイズニュース編集部は午前7時開始のため、皆ちゃんと起きたかどうかが一番知りたいところですが、時節柄、新型コロナウイルス感染の流行地域にこっそり遊びに行ったりせず、自宅にいると分かるので、一安心です。

文字でのほうれんそう

 編集部は、各自が原稿を書けばそれで終わりの個人業務と思われがちですが、実際にはチーム業務です。朝一番の会議でワイズニュースの顔となるトップニュース(一般公開)を選んだり、取り上げる記事のポイントを相談したり、進捗(しんちょく)状況を見ながら業務分担を調整したりと、オフィスではお互いに声を掛け合い、困っていないか表情や様子を見ながら働いています。

 会社からテレワークを命じられ、一番心配だったのがこの点でした。新入社員2人が自宅で困らないか、顔を合わせて編集方針を確認し合えず、紙面の質が落ちないか、効率が下がり配信時間が遅れないか…。

 実際に始めてみると、編集部メンバー全員が見ることができるChatworkのグループチャット上で、指示や質問、進捗報告を行うことで、曖昧な表現での誤解が減ったり、当事者以外にも情報を随時共有できたりと、利点が数多くありました。

 そんなこんなで1週目は、「マスク実名制販売開始」や「中台航空5路線以外の運航停止」など、目まぐるしく状況が変化する中、テレワークで無事にワイズニュースを日系企業経営者・駐在員の皆さまにお届けすることができました。

●ワイズニュース豆知識
 Chatworkに登録すれば、個人のスマートフォンですぐに、ワイズニュースの「速報版」(正午配信)や「緊急速報」(緊急時)が読めます。
https://www.chatwork.com/g/ysnews_tw

青木樹理

青木樹理

ワイズメディア

日本、台湾での金融機関勤務を経て、ワイズニュース創刊年の2007年に入社。副編集長を経て20年より編集長。台湾経済・産業の動向を分かりやすくお伝えするため、台湾社会をウオッチしながら生活しています。

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