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《新型肺炎》75話 第122回大会 ゴルフも新型肺炎対策?


コラム 台湾事情 作成日:2020年3月19日

ワイズ杯ゴルフレポート

《新型肺炎》75話 第122回大会 ゴルフも新型肺炎対策?

記事番号:T00088947

 台湾で生活をしている筆者も先の見えない不安な日々を過ごしております。過去の人生でここまで徹底して手洗い・うがい・アルコール消毒を行った記憶はありません。そういった環境下ではございますが、自身の身は自身で守り、弊社ゴルフコンペは少人数とはなりますが、何とか開催を続けております。

 皆さま、こんにちは。ワイズコンサルティング佐藤です。今回は普段とは趣を違え、台湾のゴルフ場で経験した新型コロナウイルスに関する話題をさせていただきます。その旨、ご容赦願います。なお、ビジネス関連では在台日系企業向け新型肺炎対策セミナーをオンライン形式で開催いたします。講演日は3月24日・25日・26日です。詳しくはこちらより弊社HPにてご確認ください。

【2020年3月】在台日系企業向け新型肺炎対策セミナー
https://www.ys-consulting.com.tw/seminar/88892.html

ゴルフ場の対策

 台湾でも新型肺炎対策を行っているゴルフ場も多々あります。一部ではございますが紹介させていただきます。

/date/2020/03/19/20golf1_2.jpg
晴天の長庚ゴルフ場

 今回のワイズ杯ゴルフコンペ会場となった桃園市の長庚ゴルフ場では、入場時に体温検査を行っておりました。「35.8」、表示された数値を確認し、ホッと胸をなでおろします。場内に入ると、受付カウンターやスタート準備室前にアルコール消毒液が用意されており、ゴルフ場でも最低限の対策をしてくれています。筆者はスタート直前までマスク着用。この日ばかりは、日常の引きこもり生活からの解放です。

 次に紹介いたしますのが、先日プライベートで訪れた海軍左営ゴルフコースです。当コースは台湾南部、高雄市の台湾海軍敷地内にあり、軍人や軍人の家族、退役軍人が利用しています。ところが一般人でも入り口で入営証を申請すればプレーが可能な隠れ家的コースです(日本人は居留証かパスポートが必要です)。このコース、予約は必要なく、本来は突撃訪問でプレーできます。

 しかしこの日は勝手が違っていました。このコースの新型肺炎対策ははっきりとしています。「敷地内外国人入場お断り」です。ゴルフ場を併設しているといえど、さすがに軍隊です。営利団体ではないので、当たり前といえば当たり前です。門番の軍人さんに交渉をしますが、全く聞く耳を持ってもらえません。威嚇用のライフルを持つ軍人さんから逃げるように、立ち去るしかありませんでした。

ゴルフ場来場者の対策?

 続いてはゴルフ場自体の対策ではなく、ゴルフ場関係者(?)というより、台湾人来場者への対策です。とある日本人のみ参加のコンペに参加した際の出来事です。台湾北部、とあるゴルフ場入り口で参加者同士「日本語」で話をしておりました。すると、見ず知らずの台湾人ゴルファーがわれわれに向かって話しかけてきます(よくよく考えると3メートルほど距離が開いていました)。

 「ジャパニーズ?」「ツーリスト?ビジネストリップ?」

 一緒にいた私の友人が「いやぁ台湾人は皆フレンドリーだなぁ」とニコニコ顔。

 いや、違う!私は台湾人ゴルファーのやや険しい表情で「ピン!」ときました。焦りながら「我是日本人、但是我在台湾住了十二年了!最近没有回去日本」とたどたどしく返しました。

 すると「オーケー、没問題」と立ち去って行きます。先ほどの友人は「どうしたの?」と不思議顔。小声で経緯を説明いたしました。その台湾人ゴルファーは直接聞いてきてくれましたが、もしかすると聞いて来ずに心の中で「あの日本人の集団は…」と想像されているのかもしれません。世界中が晒(さら)されているのです。ゴルフの際は(ゴルフ以外もです)「日本人は大丈夫」とは考えずに「我住在台湾」をアピールしなければいけませんね。

第122回の優勝は?

 話が新型肺炎に偏ってしまいましたが、今大会の優勝報告です。優勝は第1回大会からの参加者であられる(古豪?)軽部様です。もちろんレギュラーティーからのプレーでの優勝ですので、シルバーティーはしばらく用意いたしません。軽部様のコメントを紹介いたします。

/date/2020/03/19/20golf2_2.jpg優勝の軽部様(右)とワイズ董事長吉本(左)

 「久々に夏を思わせる暑さの中でのワイズ杯コンペとなり、快くプレーすることができました。ワイズ杯では、時にご一緒するHさんの『ほめ殺し(笑)』にあい、乱れることが多いのですが、今回は穏やかで美技なUさん、美麗なL小姐と一緒になり、平常心でプレーすることができたことが、良い結果に結び付いたと思われます。このコースはフェアウエーが広々として、ショットは安心できたのですが、グリーンが難しかったので非常に苦労しました。今後も飛距離の出ないハンディは小技を駆使し、何とか頑張っていきたいと思います。」

 さて次回第123回大会は3月21日(土)桃園ゴルフ場での開催、続く第124回大会は4月18日(土)八里ゴルフ場(新北市)での開催予定です。

 ワイズニュース読者の皆さま、ワイズ杯ゴルフにご参加してみませんか?参加ご希望の方は、ワイズコンサルティング佐藤(sato@ys-consulting.com)までお問い合わせください。

 過去の大会情報はこちらでも確認できます。

ワイズ杯ゴルフレポート
https://www.ys-consulting.com.tw/column/l/63/

ワイズ杯ゴルフコンペ
第122回大会 長庚ゴルフ場
2020年2月15日(土)
天候:晴れ
優勝  N社OB 軽部様 ネット72
準優勝 M社   大西様 ネット72(ローハンディ上位のため)

佐藤豪紀

佐藤豪紀

ワイズコンサルティング社執行役員兼ワイズシステム社総経理

 前職では日本企業の副総経理として台湾駐在を経て2012年ワイズコンサルティングに入社。人事労務コンサルタントとして人事制度構築を中心に活躍中。駐在経営者として実践に基づいたコンサルティングに定評がある。特に人事面において高いコミュニケーション力を駆使し、クライアントの課題解決に最適なソリューションを提案している。(言語)日本語◎

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