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79話 第126回大会 馴染みコースでも得意コースではない!


コラム 台湾事情 作成日:2020年7月16日

ワイズ杯ゴルフレポート

79話 第126回大会 馴染みコースでも得意コースではない!

記事番号:T00091070

 長らくお待たせいたしました。ワイズ杯ゴルフコンペは台湾の新型コロナウイルスの影響を◯(まる)と判断し、6月より正式大会を復活させました。

 皆さま、こんにちは。ワイズコンサルティング佐藤でございます。

/date/2020/07/16/20golf2_2.jpg北投国華ゴルフ場

 先日、とある友人とゴルフをする機会がありました。彼が持ってきたクラブは、なんと4本。ドライバー、7番アイアン、ピッチング、そしてパター。通常サイズのキャディーバッグの中はスカスカです。「忘れたの?」の問いに彼の答えは、「使わないし、これで充分」。

 「じゃあ、2打目で200ヤード残っていたら?」「7番アイアン」。「150ヤードだったら?」「7番アイアン」。「120ヤードだったら?」「7番アイアン」。

 「えぇっ。なぜなの?」素朴に聞いてみたところ、「1本のクラブが全部の仕事(ショット)をしてくれれば、自分が楽だし、そのクラブがより上手になると思って。私は昔からこのスタイルだし…」。

 「それは否」と考えた私は「ゴルフクラブ、特にアイアンが細かく分かれている理由と次の仕事(ショット)をする専門的なクラブがあるから、考えたゴルフができ、楽しさや醍醐味(だいごみ)が味わえるのでは?」加えて「成績も必ずついてくるから…」と彼に諭しました。

 当日の彼のスコアは110+α。クラブをその得意分野に合わせて分業させれば100切りも実現する雰囲気でした。不得意な役割までも1本のクラブに背負わせるのは、楽しいはずのゴルフをかえって難しくしているのではないかなぁ。複数あるクラブの専門性を生かして、使用者がマネジメントを考えるから良いのではないかなぁ。

 ビジネスをゴルフクラブと結び付けるわけではないのですが、「台湾では昔からこのようにしていた」「新しい手法は台湾人には合わない」こういった保守的な声を払拭(ふっしょく)する機会がついに来ました。

 弊社ワイズコンサルティングでは7月22日(水)に「~経営スピードが上がる~台湾拠点のデジタル化促進セミナー」と題し、オンライン形式のセミナーを開催いたします。詳細はこちらにて確認ください。
https://www.ys-consulting.com.tw/seminar/90630.html

 なお、本セミナーはアイアンの使い分けをお伝えするセミナーではありませんこと、ご容赦願います。

気持ちが乱れる苦手なホール

 今回は6月20日(土)に実施いたしました「第126回ワイズ杯ゴルフコンペ」についてご報告をさせていただきます。初参加者3名を含む総勢14名参加での開催でございました。

 会場の北投国華ゴルフ場(新北市淡水区)はワイズ杯ゴルフでも年に数回利用しております。加えて別のコンペを含めると年に10回以上はプレーをする筆者にとって比較的馴染(なじ)みのコースです。

 お察しの通り「馴染み」と「得意」は異なっており、決して良いスコアが出るコースではございません。台湾一といっていいほど苦手なコースがございます。インコース11番パー3のショートホールです。

 この日はアウトコースからのスタート。北投国華ゴルフ場は慎重かつ堅実なプレーが求められます。日頃の豪快さ(?)は捨て去り、堅くまとめアウト(前半)終了。

 さてインコースです。この時既に2ホール先の11番の恐怖に包まれていました。手前の10番ホールは明らかに集中力を欠き、痛恨のダボ。いよいよ11番。キャディーさんいわく、距離は140ヤード。30メートルはある打ち下ろし、グリーン周りはバンカーがガードしています。そして目前には崖(OBゾーン)。崖に落とさずとも右手・左手とも外し過ぎるとOBゾーン。先ほどまでの無風がうって変わって右前からの逆風に変わります(風向きは筆者の思い込み)。映画Ja◯sのテーマソングが耳に聞こえてきます。手にしたアイアンが竹刀のように(先が細く)見えます。雑念を振り払い「ゆっくり振ろう。ニョー、ロー、メン」と言い聞かせ、イザ!「ニョー、ロー」あぁ、もう打ってしまいました…。11番のOBショックを引きずり、12番ホールも乱れます。前半の預金を解約。またしても筆者の弱さを露呈してしまうインコーススタート3ホールとなってしまいました。

3年ぶり5回目の優勝

 さて、筆者の苦手ホールも優勝者には無関係のようです。久々の本大会優勝者はこれも久々、2017年以来3年ぶり5回目の優勝となるM社田中様。ワイズ杯の優勝回数では歴代3位になりました。

/date/2020/07/16/20golf_2.jpg優勝の田中様(右)とワイズ董事長吉本(左)

 「同伴TOさんのビッグドライブ、TUさんのつぶやき、さらにはY社長の『ダメだ~』を意識せずマイペースでプレーできたことが優勝につながったのではないかと思います。加えてスイングと球筋を改良したドライバーがこの日は発揮できたことですね。やはりゴルフはドライバーですかねぇ。ワイズ杯は5回目の優勝ですが、まだまだ上がいるようなので参加回数を増やし、さらに優勝回数を上積みしたいと考えています」

 田中様、優勝おめでとうございます。さらなる優勝に向け、引き続きご参加のほど、よろしくお願いします!

 次回、第127回大会は7月18日(土)旭陽ゴルフ場(新竹県)、第128回大会は8月15日(土)長庚ゴルフ場(桃園市)での開催です。ワイズニュース読者の皆さま、ご参加してみませんか?参加ご希望の方は、ワイズコンサルティング佐藤(sato@ys-consulting.com)までお問い合わせください。過去の大会情報はこちらでも確認できます。

ワイズ杯ゴルフレポート
https://www.ys-consulting.com.tw/column/l/63/

ワイズ杯ゴルフコンペ
第126回大会 北投国華ゴルフ場
2020年6月20日(土)
天候:晴れ
優勝  M社 田中様 ネット72
準優勝 M社 堤様  ネット76

佐藤豪紀

佐藤豪紀

ワイズコンサルティング社執行役員兼ワイズシステム社総経理

 前職では日本企業の副総経理として台湾駐在を経て2012年ワイズコンサルティングに入社。人事労務コンサルタントとして人事制度構築を中心に活躍中。駐在経営者として実践に基づいたコンサルティングに定評がある。特に人事面において高いコミュニケーション力を駆使し、クライアントの課題解決に最適なソリューションを提案している。(言語)日本語◎

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