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第29話 DXの心強いパートナー「ノーコード推進協会(NCPA)」の活動を紹介します/台湾


コラム 経営 作成日:2023年10月3日

経営者が踏み出す”かんたんDX”

第29話 DXの心強いパートナー「ノーコード推進協会(NCPA)」の活動を紹介します/台湾

記事番号:T00111481

第29話 【今回の話題】

DXの心強いパートナー「ノーコード推進協会(NCPA)」の活動を紹介します。

 このコラムは「DXを始めてみたい方」向けのやさしく現実的な内容です。

ノーコード推進協会(NCPA)

 NCPAは「日本のソフトウェア文化を変革する」をビジョンに「ノーコード思考」を広めることを目標として2022年に創立された団体です。2023年9月時点の会員企業数は137社です。

 ワイズコンサルティンググループもNCPA創立初年度より会員企業としてノーコード普及に協力しております。

 設立の経緯を「ノーコード全盛時代の幕開け」セミナー(2022年)の中でこう語っています。要約しますと、

・30年前、日本はIT先進国でしたが、欧米はシステム開発ルールをそれまでの受託開発中心からパッケージ販売中心へ変えました。

・日本のITベンダーが受託開発の途を歩んだ結果、中小企業、地方自治体などはIT化に取り残され、日本はIT国力の低下を招きました。(国際デジタル競争力ランキング2022年:日本は第29位)

・その影響を解決する手段の1つが「ノーコード開発」であります。

受託開発VSノーコード開発

 受託開発とノーコード開発の違いを簡単に説明しますと、受託開発はユーザーがやることをまるごとITベンダーが代わりにやってくれます。ですから、その分コストは高くつきます。そのため充分なIT予算を確保できない中小企業や地方自治体が取り残されてゆきます。

 ノーコード開発では、ユーザーがやるべきことはユーザーが自分でやる。足りない部分をITベンダーがサポートする。役割が明確なうえに自分たちで出来るのでローコストです。自分たちでやるにはツールが必要です。それが「ノーコードツール」です。

 国際デジタル競争力調査では、日本のITの一番の弱みは「国民のデジタルスキルの低さ」です。これをカバーできるのがシステムの知識が無く、プログラミングが出来なくても、業務アプリを作れる「ノーコードツール」なのです。

 例えればパワーポイントでプレゼン資料を作るような感覚です。数時間学習してノーコードツールの使い方を覚えれば自社で社内業務をデジタル化することができます。

 ワイズでは日本語と中国語で使えるツールkintone(キントーン)を提供しており、定期的にテーマを設けた体験型のワークショップを開催しています。日本企業の皆さまがデジタル化へ着手するキッカケとなっております。

 同時に業務アプリ「社内申請、出退勤打刻、営業管理」などをご用意しております。ご興味のある方はご相談ください。

 

【参考ホームページ】

ワイズのkintone紹介

https://www.ys-consulting.com.tw/service/it/kintone.html

ノーコード推進協会

https://ncpa.info

サイボウズkintone

https://kintone.cybozu.co.jp

宇都宮武則

宇都宮武則

ワイズコンサルティング社システム室長兼ワイズシステム社チーフシステムエンジニア

 前職ではIT企業の副総経理を努め、50社以上のシステム構築に携わる。2015年よりワイズコンサルティングに入社し、社内ではITに関するドラえもんと呼ばれている。クライアントのIT課題に豊富な経験を活かしたソリューションを提案している。SAP HANA導入コンサルから、リーズナブルなシステム化までクライアントの要望に対応が可能。(言語)日本語◎・中国語△

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