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第40話 我が社でもkintoneを使ってDXができるか知りたいです(第1回/全4回)/台湾


コラム 経営 作成日:2023年12月12日

経営者が踏み出す”かんたんDX”

第40話 我が社でもkintoneを使ってDXができるか知りたいです(第1回/全4回)/台湾

記事番号:T00112701

【今回のご質問】

質問:我が社でもkintoneを使ってDXができるか知りたいです。

回答:はい、貴社のDXを一緒に考えましょう。

 このコラムは「DXを始めたい方」向けのやさしく現実的な内容です。

E社の課題

 新竹科学園区(竹科、サイエンスパーク)のE社総経理からお問い合わせがございました。「知り合いのM電子社からkintoneを導入してDXを始めたと聞きました。我が社でもkintoneを使ってDXができるかどうか知りたいです」という内容でした。

 E社のホームページを拝見しましたところ、半導体製造機械の輸入販売とありました。販売からアフターサービスまでをワンストップで提供しています。

 ご用件をお伺いすべく早速打ち合わせを申し入れました。そのやり取りの中で、総経理から早急に解決したい課題として、製品納入後の「アフターサービスの業務改善」が挙がりました。

 E社総経理のご意向は、「デジタル化を利用して仕事のやり方を変えたいのです」

Before&After

 はじめに結果をお伝え致します。kintoneを活用した「アフターサービス業務改善」は図のようになりました。

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成果

 E社総経理は業務改善1年後に成果をこう話しました。

 「デジタル化による恩恵は多いと感じています。保守契約は大事なストックビジネスです。適切な更新案内により、解約が減り継続率が10%上がりました。

 サービススタッフの現場到着まで平均3時間となりました。過去平均は5~6時間でしたので半減ですね。それに伴いサービススタッフの稼働率は80%を超えました。昨年は65%でした」

 話はまだ続きます。

 「それと、アフターサービス課社員の意識も変わりました。毎週の定例会での活動報告が具体的になりました。

 また情報共有が密になり、新製品などは作業報告の障害情報を活用して社内講習会も開かれています」

 それでは、改善までのお話をお聞きください。

宇都宮武則

宇都宮武則

ワイズコンサルティング社システム室長兼ワイズシステム社チーフシステムエンジニア

 前職ではIT企業の副総経理を努め、50社以上のシステム構築に携わる。2015年よりワイズコンサルティングに入社し、社内ではITに関するドラえもんと呼ばれている。クライアントのIT課題に豊富な経験を活かしたソリューションを提案している。SAP HANA導入コンサルから、リーズナブルなシステム化までクライアントの要望に対応が可能。(言語)日本語◎・中国語△

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