記事番号:T00112196
第36話 【今回のご質問】
質問:社員にデジタル思考を身に付けさせたいのですが?
回答:はい、具体例からデジタル思考の養成について考えましょう。
このコラムは「DXを始めたい方」向けのやさしく現実的な内容です。
企業文化の変革
DXは、例えば業務効率を高めるため既存業務をデジタル化することから始まりますが、その先には企業文化の変革も視野に入れておきましょう。
その変革とは「社員のデジタル思考の養成」です。
デジタル思考を身に付ければ理論的、合理的な思考ができるようになります。既にお使いのOffice 365やGoogle Workspaceなどのデジタルツールを、もっと有効的に使えるようになります。
また、社員からの非現実的な提案や的を得ない長い報連相(ほうれんそう)は減り、会議も効率的に進むことでしょう。
ではどのようにしてデジタル化思考を身に付けるのでしょうか?
社内のデジタル化をシステム業者へ全面委託して作ってもらうのも一つの方法ですが、お勧めしたいのは、デジタル化ツールを使って自社で作る方法です。
社員自身が業務デジタル化の手段を習得することは同時にデジタル思考の養成に繋がります。
自分で作れる
サイボウズのデジタル化ツール「kintone(キントーン)」の導入事例からデジタル思考養成についてお話いたします。
kintoneの最大の特長は業務アプリが社員自身で作れることです。それもプログラミングをする必要がありません。例えばPowerPointを使うように操作方法を覚えれば誰でもkintoneを使いこなせます。
弊社では業務アプリを作る講習を既に多くの会社で実施しています。IT知識を持たないフツーの社員さんが、わずか2回の計6時間で業務アプリを作れるようになります。
1.基本編
基本の業務アプリの作り方(3時間)
2.上級編
複雑な業務アプリの作り方(3時間)
ペーパーレス化事例
台北市のK社様。弊社の日本人経営塾台湾新任編(第42期は11月24日開講です。
https://www.ys-consulting.com.tw/seminar/103870.html)に参加されまして業務効率化に着手しようと決めました。
その後、kintone体験ワークショップにも参加頂きまして、最初の目的を「社内申請のペーパーレス化」にしました。
早速、詳しいお話をお聞きしますと紙の申請用紙に手書きをして回覧をしていました。数種類の申請書を見せてくれました。
【セミナー情報です】
専門家不要!無料でできる!日本人経営者向け既存と無料クラウドで行うDXセミナー。オンライン受講も受付中。11月30日開催。
検索は「ワイズ、無料DX」。
【セミナー情報の詳細はこちら】
https://www.ys-consulting.com.tw/seminar/111940.html
宇都宮武則
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