ワイズコンサルティング・グループ

記事番号：T00116116

　端午節も終わり、台湾では本格的な夏の到来です。皆様、こんにちは。ワイズコンサルティング佐藤です。

　日本では新暦（グレゴリオ暦）で5月5日が端午の節句ですが、台湾では旧暦の5月5日が端午節です。旧暦は新暦と当てはめると日付のズレが生じます。詳しくは省きますが、台湾では暦に関わる行事は旧暦で行われますので、今年の端午節は新暦の6月10日に当たります。ちなみに来年2025年は5月31日、再来年26年は6月19日が旧暦の5月5日端午節となります。

　台湾での端午の節句と言えば「ちまき」「ドラゴンボート」などを想起します。そしてこの日を境に本格的な夏が始まるとも言われています。

　今大会は台湾の夏にふさわしいシーサイドコース、八里国際ゴルフ場（新北市）での開催です。参加人数は7名と小粒でございましたが、逆に言えば「皆に優勝チャンス」があり、熾烈なコンペが予想されています。

シーサイドコース　八里国際ゴルフ場

「風と仲良く」海沿いコース

　「八里ゴルフ場は夏でも風が強いんだよね」「冬場よりはまだいいよ」シーサイドコースならではの声が聞こえてきます。「私のレベルでは風よりもまずは腕だからなぁ…」筆者はこのように自覚しておりますが、風でどの程度ゴルフに影響が出るのでしょうか？

　ある実験によると風速5メートル（m/s）の場合、7番アイアンではアゲンスト（向かい風）ではマイナス17ヤード、フォロー（追い風）ではプラス14ヤードの影響があるとのことです。横風であれば10ヤードは流されてしまうそうです。

　風速5メートルというのはどの程度の風かと言うと「ゴルフ場の木の葉が常に揺れていて、ピンフラッグが軽くはためいている程度」だとのこと。気象庁データによると風力階級bft（Beaufort、ビュフォート）の3（軟風）にあたり、ゴルフ場では一般的な状態のようです。（最近はスマホの天気アプリに風力や風向も載っています）意外と影響が出るものです。

　ゴルフは自然との共存と考えていますので不満は言わず、筆者が風対策で心がけていることを紹介します。

　よく紹介されている「低い球を打つ」というテクニックがありますが、筆者レベルでは高低の打ち分けは出来ませんので記載いたしません。

1. 普段よりゆっくりとスイングする

　特に向かい風の際は力みがちですのでゆっくりスイングを心がけます。

2. 距離を稼ぎにはいかない。

　距離を稼ぐクラブ＝ボールの滞空時間が長くなるクラブは控えます。

3. 言い訳を厭わない

　普段からではありますが「風がねぇ…」を遠慮なく口に出すことで余計な力みを解消させます。

　夏場は比較的に風が緩やかにはなりますが、完全無風を期待せず、風をも楽しみながらゴルフライフを過ごしていきたいものです。

風に強いショットで初優勝

　今大会の優勝は恵子様。ワイズニュースの人気コーナー「ぐるぽ」掲載中の味堂筋オーナーです。

　風に強い低く伸びるショットを連発、抜群の安定感で初優勝です。恵子様の喜びのコメントを紹介いたします。

優勝恵子様（右）と筆者（左）

　「ワイズのゴルフコンペに参加させていただき、ありがとうございます。ワイズ杯ゴルフコンペには今回で4回目の参加となります。ゴルフ歴は20年を越えました。何よりゴルフを愛しておりまして、今回のコンペでは、天候・ハンデ・素晴らしいメンバーに恵まれ優勝することが出来ました。心より感謝申し上げます。ハンデは減ってしまいましたが、今後のチャレンジがますます楽しみになりました」。

　恵子様、優勝おめでとうございます。まだまだチャンスはございますので、2度目の優勝を目指してください。

　次回第175回大会は7月20日（土）老爺関西ゴルフ場（新竹県）での開催となります。

　翌8月は17日（土）桃園ゴルフ場（桃園市）での開催となります。参加経験の無い方、参加大歓迎です。

　ご希望の方は、ワイズコンサルティング（info@ys-consulting.com）までお問い合わせください。

過去の大会情報はこちらでも確認できます。

https://www.ys-consulting.com.tw/column/l/63/

ワイズ杯ゴルフコンペ

第174回大会　八里国際ゴルフ場

2024年6月15日（土）

優勝　味堂筋　恵子様　ネット74

準優勝　ワイズ　佐藤　ネット80