ワイズコンサルティング・グループ

記事番号：T00118389

　台湾のシーサイドゴルフコース。冬場は強風が常態化するため10月が打ち納め感のある季節です。多少の風は覚悟していたものの、この日は無風に近い快晴。眼前には台湾海峡の水平線も望め絶好のゴルフ日和です。「今日はベストスコアが出そうだな」と参加の皆様からは見えない力みが伝わってきます。会場は八里ゴルフ場（新北市）。大雨の前回大会とは180度異なるコンディションでスタートになります。

台湾海峡を望む！八里ゴルフ場

　ちなみに、ではございますが、大会翌日はやはりシーサイドコース黄金海岸ゴルフ場でプレーをしました。前日と打って変わって猛烈な強風。帽子が飛びまくる状態でした。土日でこんなに天候が変わるのも台湾ならでは（？）でしょうね。

■短いパー4は落とし穴だらけ

　台湾のゴルフ場では比較的距離の短い八里ゴルフ場。しかし「距離が短い＝優しいコース」というのは当てはまらない公式です。特にインコーススタートホール（10番ホール）は難易度マックスかもしれません。距離は310ヤード程度のミドルホール。

　字面上では「えっ？難しい？」とお思いでしょうが、ティーグランド・セカンドショット地点に立つと「なるほどね」と納得いただけるはずです。

　このホールの存在で「八里は苦手」という方も多くお見かけします。ティーグランドに立ってみましょう。打ち下ろしの左ドックレッグ。左サイドには見えないところに池が隠れています。右に曲げると隣接の9番ホール。こちらはすべてOBゾーン。正面をみるとバンカーが横たわっています。バンカーオーバーもOBです。

　打ちどころはバンカー手前180ヤード。丁度左ドックレッグの曲がり角地点です。キャディさんがクラブを聞いてきますが、ドライバーは持たせてくれません。

　筆者は6番ユーティリティーを選択。視界が開けているためか窮屈な印象こそありませんが、左右に気をつけながら180ヤード運びます。

　さて続いてセカンド地点。フェアウェーから残り距離は120ヤード。ここでも視界には危険なオプションが飛び込んできます。左サイドにはグリーン間際まで先の池が続いています。その先は雑木林。右サイドはグリーン奥まですべてOB。ミスショットやクラブ選択ミスはNG。グリーンを外すとしても、右手前とややオーバーだけが許されます。何度も痛い目を見てきたこのホール。この日は慎重さだけを積み重ね、何とかパーを取ることができました。

　ちなみに当日の参加者平均スコアは6.2。距離の短さと難易度は全く比例していません。このホール未経験の方はぜひ一度チャレンジしてみませんか？「苦手だから行きたくない」という方も、もう一度チャレンジ、いかがですか？

■上位常連も意外にも初優勝！

　さて今大会の優勝者はH社三浦様。ワイズ杯でも他のゴルフコンペでも常に上位に顔を出す安定したゴルフをされます。「優勝は何回目ですか？」「ワイズ杯では初めてです」との会話が表彰式席上を和ませます。三浦様より頂戴した喜びのコメントを紹介いたします。

優勝の三浦様（左）と弊社董事長・吉本

「ワイズ杯ゴルフコンペは、台湾赴任直後から参加させていただき2年半になります。最近はYouTubeを観過ぎて毎回スイングが変わる迷走状態ですが、今回コンペご参加の皆様、同伴のメンバー、天候、ハンデの全てに恵まれて、ようやく優勝させていただくことが出来ました。有難うございました。敢えてもうひとつ勝因を挙げるなら、直前に観たYouTubeが良かったのだと思います(笑)。

　ワイズコンペには、様々な業種の方と交流しながら楽しくラウンドさせていただける雰囲気があり、毎回とても楽しみにしております。今後も参加させていただきますので引き続き宜しくお願い致します」。

　三浦様、優勝おめでとうございました！先に紹介した10番ホールもパーで切り抜けた三浦様、安定したスコアでの優勝でございました。

　さて、次回第179回大会は11月16日（土）老爺関西ゴルフ場（新竹県）での開催となります。12月大会は北投国華ゴルフ場での開催になります。

　参加経験の無い方も大歓迎です。ご希望の方は、ワイズコンサルティング（info@ys-consulting.com）までお問い合わせください。

過去の大会情報はこちらでも確認できます。

https://www.ys-consulting.com.tw/column/l/63/

ワイズ杯ゴルフコンペ

第178回大会　八里ゴルフ場

2024年10月19日（土）

優勝　　H社　三浦様　ネット69

準優勝　C社　森下様　ネット78