記事番号:T00126465
■評価結果の集計ルール
能力評価と業績評価の結果は集計されて、最終的にSABCのようなランク付けがおこなわれることが一般的です。
その先は「賃金制度」の範疇となりますが、得られたランクから賞与や昇給が決まってゆきます。例えば、ランクSの方は賞与2倍、昇給3号、Aの方は賞与1.5倍、昇給1号のように。
この評価集計にも各企業の独自思想が現れます。例えば、能力評価の得点と業績評価の得点を単純に足し算するケースがあります。満点を200点としますと点数範囲は0~200点です。そこで190点以上をランクS、170点以上をランクAのように割り振ります。
企業によりましては、2で割って100点満点に換算したり、上期と下期の比重を違えたり、能力評価と業績評価の比重を役職ごとに設定したりするケースもあります。また相対評価方式もあります。
集計ルールが複雑になれば、手作業での集計には時間も掛かり、間違いも多くなることが想像できます。
■A社の事例
評価システムを導入されたA社様の事例をご紹介します。
社員数は70名です。システム導入前は全員にエクセルシートをメールで配布して能力評価と業績評価を実施していました。
評価実施期間は翌年1月4日~18日、その後に管理部がエクセルシートを集めて入力の不備をチェックするのに丸2日かかります。それを本人やその上司へ訂正させるのにさらに3日を要します。
やっと集計が始められます。先ず能力評価と業績評価の得点を1枚のエクセルシートへ転記してゆきます。そして役職ごとの計算式を設定して合計点数を算出。
ここで一旦、担当者から課長へ確認を依頼します。課長は各社員の能力評価と業績評価の得点に転記ミスが無いかをエクセルで交互に付け合わせます。確認できたら手作業でランク付けを行います。
これらの作業に3日かかります。
このように評価が終わってから集計結果が出るまでに約2週間です。
そこから幹部による評価会議が開かれて、社員1人1人のランクが決まります。総経理が最終決裁を行ってランクが確定します。
■システム導入後
評価システム導入後は、評価される社員も評価する上司も効率が向上して評価実施期間は半分以下に縮まりました。同時に入力漏れはなくなり、上司からの差し戻しも数件になりました。
管理部の作業では、入力の不備チェックは不要となり、集計もボタンを何回か押すだけ、わずか10分の操作でランク付けが出来上がります。導入前の2週間が10分で終わります。
宇都宮武則
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