記事番号:T00127401
■どこを効率化させようか
どこを効率化したら良いのかを一緒に考えてみましょう。
財務課長「ここ5年で営業額が2倍になり、会計の処理量が増えました。もう1名採用するか、会計システムを入れたいです」
総経理「それで、どのくらいコストが減りますか?」
財務課長は首を傾げて言います。
財務課長「何をおっしゃるのでしょうか?1名採用すれば人件費が、会計システムを入れれば利用料が増えます。コストは増えますよ」
総経理「財務課のコストが増えることはわかっていますよ。私は会社全体のコストの話をしています」
財務課長は困った顔をしました。
総経理は管理部長をこの場へ呼び出すと現実的な話をしました。
・1名採用するとどうなるか?
これまでの2名から3名になります。2名分の残業時間はいらなくなり、さらに月数十時間の時間的な余裕が出ます。
・会計システムを入れるとどうなるか?
2名は維持され、残業は大幅に減ります。
財務課長「ともにコスト増えますよね」
総経理は本筋を述べます。
・1名採用するとどうなるか?
月数十時間できた余裕時間を何に使いますか?今まで以上に綿密な経営会議用の財務資料の作成ができますか?
・会計システムを入れるとどうなるか?
経営者が望む経営会議用の財務資料を容易に作成できますか?
・その結果、経営会議の時間が30分短縮されるとどうなりますか?
財務課長「経営会議の参加者のコストは…」と気付いたのでした。
総経理「管理部長とよく相談なさってください」
これは一例です。どこを効率化させるかターゲットを決めることも大事です。
■始めやすい
キントーンによる効率化の手始めに「社内フローの改善」は得策です。なぜなら全社的にメリットを感じられます。
・紙作業からデジタル化されたことを感じられます。
・社内申請などは全社員で使う機会が多く社内浸透しやすいです。
・申請書の記入形式は同じなのでデジタル化された違和感を覚えません。
・署名や認印がボタンを押すだけでおこなえ、デジタル記録されます。
・クラウドにより社内外での利用はもちろん、スマートフォンでも使えます。
・しくみが短期間で構築できて、すぐに成果が出ます。
・運用しながらでも、適時しくみの手直しがおこなえます。
次回は具体的なキントーンのイメージを見てゆきましょう。
宇都宮武則
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