第23回 「BQ」が問われる時代


コラム 台湾事情 作成日:2008年5月2日

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第23回 「BQ」が問われる時代

記事番号:T00007159

 
 日本ではゴールデンウィークのまっただ中ですね。日本人駐在員の皆さんも、この機会に帰国する方が多いようです。また、在台日系企業の中には、日本の本社と日程をずらして連休を設定する企業もあるようです。

 私の知人にも5月の第2~3週目から休暇を取る人たちがいます。その知人たちに、「休暇中の予定は?」と尋ねてみると、意外なことに「旅行」ではない答えが返ってきました。それはずばり、「プチ整形」です。プチ整形とは、メスを使わない、「お手軽」な整形治療のことです。

「休暇中にプチ整形」が流行

 台湾ではここ数年、休暇を利用して「プチ整形」を行う人が増えています。特に春節(旧正月)の連休は1週間ほどの長期にわたるため、「ちょっと整形でも」と思い立つ人が多いのだそうです。

 職場で求められる能力指数として、IQ(知能指数)とEQ(情動指数)は皆さまもよくご存知のことでしょう。最近ではこれらに加え、「BQ」も要求されるようになっているそうです。「BQ」とは「Beauty Quotient」 の略語で、簡単に言うと「美しさ指数」です。

やはり容貌は大切?

 ある人材派遣会社が会社員を対象に「職場BQ調査」を行った結果、96%の人が「優れた容貌は自分の仕事にとってプラスになる」と答えたそうです。また、「容貌の優れた人は顧客に好かれやすい」は80%、「容貌の優れた人は同僚との関係がうまくいく」は70%、「容貌の優れた人は上司に重宝される」には50%の人が、それぞれ賛意を示しました。

 企業が社員を採用する際にも、容姿は重要な要素となっているようです。特に営業、販売員、秘書、顧客サービス担当、マーケティング企画担当などでは、より重視されるようです。

若い者には負けられない

 「BQ」は一般の会社員にどのような影響を与えているのでしょうか。

 プチ整形を手掛ける、ある有名美容クリニック医は、「昔は整形に来るのはお金持ちばかりでしたが、最近ではOLが高い割合を占めています」と語っています。

 この医師によると、これまで「プチ整形」を施術した人の中で一番印象に残っているのは、電子業界で働く45歳の管理職の女性だそうです。

 彼女はバリバリと仕事をこなし、知識も豊富ないわゆる「スーパーウーマン」だったそうですが、職場で若い人に囲まれていることにいつもプレッシャーを感じていたそうで、若い女性に負けないように「プチ整形」に踏み切ったのだそうです。

 実は私も以前、少しだけ整形をしてみようかなと思ったことがあります。でも、経済的に余裕がなくてあきらめました。皆さん、今回のゴールデンウィーク明けのオフィスで、突然きれいになった社員を見ても、びっくりしないであげてくださいね。(^<^)


ワイズコンサルティング 陳逸如

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