第25回 生活防衛! 中古品と物々交換


コラム 台湾事情 作成日:2008年6月6日

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第25回 生活防衛! 中古品と物々交換

記事番号:T00007947

 
 欲しいものが高くて買えないとき、あなたならどうしますか?グッと我慢しますか?それとも中古品で安く済ませますか?

中古品店で「リーズナブル」なお買い物

 景気が悪いせいか、最近中古品店が多く開店しています。自分ではもう使わない、ゴミ同然の存在になっているものも、こうしたお店に持って行けばお金に変わる可能性があります。私の家の近くにもつい最近、新しい中古品店ができました。店の前を通るといつも大勢の人であふれていて、とても繁盛しているように見えることがちょっと気になっていました。

 先週の日曜日、時間ができたのでその店に行ってみました。中に入ってみると、文房具をはじめ、本、おもちゃ、電器製品、洋服、靴など、視界に収まり切らないほどたくさんの商品がそろっていて、思わず「わぁ~」と声を上げてしまいました。高いものもありますが、ほとんどは「リーズナブル」な価格で売られています。たいていの商品は新品の半分以下の値段です。

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中国語の「二手物品」は、「中古品」という意味。豊富な品ぞろえに思わず余計なものを買ってしまいそう


不要品をお金に変えられる!

 興味津々で店内を物色していると、一人の女性が両手に大きな袋を2つ提げて店内に入ってきました。彼女はカウンターへ行き、「これ売りたいんですけど」と店員さんに話し掛けました。すると店員さんは袋の中に入っているものを取り出して、一つ一つチェックし始めました。全部で確か6足ほどの靴が入っていました。中には古過ぎて売り物にならないものもあったようで、店員さんは「全部で180台湾元(約620円)」という買い取り価格を提示しました。「ええっ!あんなにあるのにたった180元?」と横で驚いていると、店員さんは、「これは新品ではないしブランド品でもないので、これ以上は出せない」と彼女に説明していました。

 店を一回りしてみると、確かにブランド品や、見た目が新品に近いものにはしっかりと「良いお値段」が付いていました。私自身、中古品を買うのはあまり好きではないのですが、家にある山のような不要品をお金に変えられる場所が見つかったことは、大きな収穫でした。(笑)

話題の物々交換サイト「欲換団」

 ところで、無駄なお金は1元でも惜しい人にとって、中古品店で買うよりさらに魅力的な方法が存在します。それは「物々交換」です。交通大学の女子大生3人が、「欲換団」というホームページを立ち上げ、周辺の大学生をターゲットにサービスを提供しています。ホームページで登録し、自分のいらないものを他人のいらないものと交換するシステムです。


 彼女たちは、モノが増える一方の寮住まいの学生たちの悩みの解決策にネットを利用できないかと考えて、「物々交換」を思い付き、ホームページを立ち上げました。これが学生たちの人気を呼び、登録する学生も最初に想定した清華大学、交通大学以外の大学生がどんどん増えているそうです。

 このホームページを立ち上げた1人は、「どんなものでも欲しい人がいる」と語ります。彼女はあるとき突然グアバが食べたくなり、余った携帯電話ケースを出品して、短時間でグアバをゲットしました。「物々交換ブームが来る」と考える彼女たちは、さらに進んだサービスを提供できるよう計画を立てているところだそうです。

ワイズコンサルティング 陳逸如

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