記事番号:T00104354
<登場人物>
ワイズシステム副総経理 宇都宮武則
本コラムの筆者です。
台湾S電工 山田新一総経理
1978年千葉県生まれ、上場企業S電工の営業企画課長から2018年に総経理として初めての海外駐在。2児のパパ、趣味は車で台湾各地を家族旅行すること。
前回までのお話
https://www.ys-consulting.com.tw/column/l/2189/
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別のアプリから情報引用
山田総経理は「購買支援パック」(サプライヤーマスタ、材料マスタ、購買面談履歴、発注申請)の中から最後に発注申請アプリを開くと大型モニターに映し出しました。
山田:これまでのアプリよりは複雑ですね。じっくりと見ていきましょう。
2人はアプリを上(図A)から下(図B)までゆっくりとスクロールしながら眺めました。
図A 発注申請アプリ画面の上半分
図B 発注申請アプリ画面の下半分
宇都宮:先頭に「発注申請する」ボタンがあることから、申請のワークフロー構造になっていることが分かります。
山田:上半分の「発注No.」から「発注品目」までを入力してから発注申請をする作りです。「発注先」はサプライヤーマスタから、そして「品名」は材料マスタから引用しており同時に「製品コード、単価、単元」を持ってきています。
kintoneには別のアプリから必要な情報を引用できる機能があります。
山田:発注申請をしてみましょう。
山田総経理が「発注申請する」ボタンを押すと、申請が発注承認者の葉部長へ送られました。
宇都宮が葉部長に扮(ふん)して承認を完了すると、再び山田総経理のところへ戻って来ました。
山田:決裁が下りたので発注をします。
宇都宮:そこは、このアプリにはないところですね。
山田総経理は発注書を仕入れ先に送る動作を見せると、発注が終わったと告げました。
発注から残高まで管理
宇都宮:「発注承認後入力欄」と記してある下半分には、発注先からの納期回答を記録する欄と、入荷を記録する欄に分けられていますね。
山田:それでは納期回答がきたとして記録していきます。
「納期管理」の欄へ入力をしていきました。
宇都宮:入荷がありましたよ!
そう声を掛けると、山田総経理は立ち上がり、トラックからダンボールを下ろしながらパレットへ積み上げる格好をしました。
宇都宮:検品をお願いします。
山田総経理はダンボールを開けるしぐさをしています。どうやら抜き取り検品のまねのようです。
山田:こんな感じでしょうか?
宇都宮:芸が細かいですね。
山田:検品も済みましたので「入荷管理」欄へ記録します。(図C)
図C 記入後の入力管理欄
改めて発注申請アプリを眺めました。
山田:発注申請→承認→発注業務→納期回答→入荷→検品、そして残高管理という流れでした。
宇都宮:そうですね。
山田:以上で「購買支援パック」の4つのアプリを見終わりました。今日はこの辺にしておきましょう。
宇都宮:あの~、入荷した商品がまだ軒下に置かれたままですが…。
山田総経理は5~6歩後退りすると、どうやらフォークリフトに乗ってきた様子です。パレットをすくい上げると棚に格納しています。
山田:作業完了!
山田総経理がフォークリフトを降りたしぐさをすると、2人は顔を見合わせて笑い始めました。
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宇都宮武則
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