記事番号:T00118064
今回は、業務システム作りは変わった、のお話です。(第3回/全3回)
■アプリの自作
皆さまは業務に使うアプリが自作できる、と聞いて驚いた表情を浮かべます。
サイボウズ社のkintone(キントーン)を例にアプリ作りを説明いたします。
皆さまのイメージが湧きますように、なじみのあるPowerPointでの資料作りを考えてみてください。
新しく資料を作るときには、空白のページあるいは、付属のサンプルから作成を始めます。PowerPointも使い始めは必要な機能や部品を探すのに手間取りますが、数日もすれば操作に慣れます。
そして、いろいろな資料を作ることが出来るようになります。また、自分で作った資料は次回コピーして使うことも良くありますし、他の人の資料をコピーして編集することもあります。
kintoneも使い勝手は同じです。空白のページに必要な部品を並べるだけでアプリが作れます。
もう少し詳しく言いますと、資料を入力をするための登録画面と入力された資料の一覧を表示する閲覧画面、そして資料を保管するデータベース、この3つが「必要な部品を並べるだけ」の操作で作れます。
kintoneは既存のアプリのコピーもできますし、無料のテンプレートも用意されています。
https://www.youtube.com/watch?v=eQ7KrFH9hVc
■3日で習得
「ITのことはサッパリわかりません」
全く問題ございません。kintoneはプログラミング(ソースコード)記述をせずにアプリ開発の出来る「ノーコード開発ツール」ですので、ITの知識は不要です。PowerPointを使って資料を作るように基本的な機能と操作方法を覚えるだけですので3日あれば習得できます。
一般開発とノーコード開発の流れ
■アプリ作りの比較
技術者に依頼してアプリを作ってもらう「一般開発」とノーコードツールを使って自作する「ノーコード開発」を比較してみましょう。
このように自作すれば開発期間が「早く短く」なることは一目瞭然です。
宇都宮武則
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