第76話　身近な生成AI活用術をご紹介いたします。発展著しい生成AIを実務でどう使いましょうか？／台湾

コラム経営作成日：2024年9月3日

経営者が踏み出す”かんたんDX”

第76話　身近な生成AI活用術をご紹介いたします。発展著しい生成AIを実務でどう使いましょうか？／台湾

記事番号：T00117308

機は熟した

　ワイズコンサルティンググループでは既にセミナーでも度々ご紹介しておりますように生成AI活用の研究を進めております。生成AIをどのような用途で使うかは各企業がしのぎを削っているところですので、ここでは多くを語れませんが、その成果は弊社のセミナーでお披露目してまいりますのでご期待ください。

　最近ではAI活用を組み入れたコンサルティング案件のご依頼も増えております。

　さて話を戻しますと、AIを多くの方に身近に使っていただける方法はないだろうか？と考え、そこで前回お話しました皆さまのお困り事である言葉の問題にアプローチをしてみました。テキストベースの生成AI翻訳が仕事に使えるレベルに達したのを見据えまして、2024年5月から開発を進めてまいりましたのが「kintoneのAI翻訳」です。

　満を持して7月8日に開催いたしました～AIとkintoneで経営が楽になる～「デジタルツールにより経営課題解決法」セミナーで実演をさせていただきましたところ想定以上の反響が寄せられました。

kintoneのAI翻訳

　セミナーで実演をいたしましたのは、kintoneで作成した営業日報アプリに開発したAI翻訳を組み込んだ例でした。営業日報アプリに本人が記入した報告文を中国語から日本語へ、対する総経理からの指示は日本語から中国語に翻訳されました。（図‐AI翻訳）

/date/2024/09/03/20ai_kintone_2.jpg kintoneのAI翻訳

　kintoneならばAI翻訳の使い道はいろいろと広がります。

・稟議書などの申請アプリで申請内容の翻訳

・出張申請と報告内容の翻訳

・人事評価アプリのフィードバックコメントの翻訳

・目標管理アプリの目標や計画、実績や成果などの翻訳

・中国語で書かれた会議議事録の翻訳

・台湾人スタッフからの本社への問い合わせの翻訳

・プロジェクトのタスクや進捗報告の翻訳

AI翻訳を実感ください

　AI翻訳のデモをご用意しております。

　kintoneを既にお使いのお客様も、この機会にkintoneをご検討されたいお客様もお気軽にご連絡ください。

宇都宮武則

ワイズコンサルティング社システム室長兼ワイズシステム社チーフシステムエンジニア

　前職ではIT企業の副総経理を努め、50社以上のシステム構築に携わる。2015年よりワイズコンサルティングに入社し、社内ではITに関するドラえもんと呼ばれている。クライアントのIT課題に豊富な経験を活かしたソリューションを提案している。SAP HANA導入コンサルから、リーズナブルなシステム化までクライアントの要望に対応が可能。（言語）日本語◎・中国語△

ワイズコンサルティング・グループ