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第85話 様々な分野でのDXのビジネス話題を見てゆきましょう。 「教育におけるDX活用」 (第2回/全2回)/台湾


コラム 経営 作成日:2024年11月12日

経営者が踏み出す”かんたんDX”

第85話 様々な分野でのDXのビジネス話題を見てゆきましょう。 「教育におけるDX活用」 (第2回/全2回)/台湾

記事番号:T00118567

■社会人教育

 社内教育と社外教育に分けられます。

 社内教育は、新入社員教育や全社での情報セキュリティ教育、部門ごとの業務教育、先輩からのOJT(職場内訓練)など。

 社外教育は、専門資格取得のための教育、語学学習、パソコン教室、ビジネススキル向上セミナー、或いはMBA(経営学修士)など。

 社会人教育におけるDX活用は、学校教育以上に重要であり多様な分野で大きな効果をもたらします。企業には社員が継続的に学び成長する仕組みが必要です。

 注目される例を2つご紹介いたします。

・マイクロラーニングという学習手法があります。スマホなどで、スキマ時間に5~10分程度の短い教材を使って勉強します。まとまった学習時間が取れない人にも有効な方法です。

・実践的トレーニングは短時間での実技習得に役立ちます。VR(仮想現実)やAR(拡張現実)を使った学習は、製造や医療、技術講習で効果を発揮します。現場リスクを伴う実技研修を仮想空間で実践でき、現実に近い状況で学べます。

■進むハイブリッド化

 社会人教育では対面とオンライン、実在講師とAI講師、現実と拡張現実の組み合わせ、すなわちハイブリッド型も増えています。「新任課長」向けの研修の例では「eラーニング」「集合研修」「ビジネスチャット」の組み合わせが考えられます。

1.事前学習はeラーニング:場所や時間の自由度が高いYouTubeやマイクロラーニングで集合研修の予習をします。

2.本格学習は集合研修:実践的なスキルを身につけたり、他の新任課長との交流を深めたりできます。グループでのロールプレイやケーススタディを使った実践学習を行えます。

3.疑問点解決はチャット:研修後の講師への質問はチャットが便利です。情報保護のためにも個人チャットよりビジネス専用チャットを使いましょう。

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■データの統合と活用

 社員一人ひとりの学習結果や人事評価結果、更には、エニアグラムや所持する資格、専門分野などのデータを分析して、これに本人の希望や将来の目標を加味して、AI(人工知能)によりキャリアプランを作成する試みが行われています。

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宇都宮武則

宇都宮武則

ワイズコンサルティング社システム室長兼ワイズシステム社チーフシステムエンジニア

 前職ではIT企業の副総経理を努め、50社以上のシステム構築に携わる。2015年よりワイズコンサルティングに入社し、社内ではITに関するドラえもんと呼ばれている。クライアントのIT課題に豊富な経験を活かしたソリューションを提案している。SAP HANA導入コンサルから、リーズナブルなシステム化までクライアントの要望に対応が可能。(言語)日本語◎・中国語△

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