記事番号:T00118931
■知っていますか?kintone
こちらのCMをご覧になったことはありませんか?
(15秒:豊川悦司さん出演)
クラウドサービスの「kintone(キントーン)」は、サイボウズが提供する業務アプリが自作できるツールです。代表取締役の青野氏いわく「会社名のサイボウズよりkintoneの名前の方が知られている」
サイボウズは1997年創設、企業向けグループウェア市場では国内トップクラスのシェアを持ちます。kintoneは2011年にサービスを開始しました。同時期にクラウドサービスへも本格参入が始まり、順調に業績を伸ばして、2023年度の総売上高254億円のうちクラウド売上高は223億円(うちkintone売上高は130億円)を占めました。
■中小規模組織の味方
kintoneのご利用企業は3万2800社(23年末)を超えます。
その最大の特長は「導入も運用も定着も容易」なことです。「ITに詳しくない、IT担当者がいない、アプリ開発経験がない」などの理由でIT化を進められなかった企業に採用されました。実績が評価され「管理部門大賞No.1」や「顧客満足度調査No.1」を受賞しています。
■kintone普及の理由
kintoneは誰にでもアプリが作れる「ノーコード」ツールだという点が普及の秘密です。実際のアプリ作りを御覧ください。
「50秒でわかるアプリの作り方」
このようにkintoneはITの知識がなくても、例えばPowerPointを操作するようにして、簡単に業務アプリを作れます。初めての方でも1~2日の訓練を受ければアプリが自作できます。
kintoneを使えば、紙やエクセルで管理している社内のさまざまな情報をクラウド上で一元管理していくことができます。例えば、休假申請では紙の申請書の印刷や回覧をやめられます。
kintoneは社外からでもパソコンやスマートフォンで利用できます。例えば、外出先からスマホで休假申請を承認できます。わざわざ会社へ戻って認印を押したりサインすることから開放されます。
個々の社員のパソコンに顧客情報や見積書が保管されており、部門内で共有できていないという悩みをお聞きします。kintone上で管理をすれば、このような情報の属人化を防ぐこともできます。
また必要な情報を簡単に見つけることができるなど、多くのメリットがあります。
宇都宮武則
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722