記事番号:T00118312
今回は、「顧客対応の技術的進化」のお話です。(第2回/全2回)
■DXとCX
DX(デジタルトランスフォーメーション)に伴いCX(カスタマー・エクスペリエンス、顧客体験)も迅速に技術的な進化を起こしています。
DXの進化はCXの概念を単なる製品やサービスの提供から、顧客との深い関係を築くための重要な戦略へと変化させています。
新たな技術の導入が、さらに顧客体験を豊かにして企業の競争力を高めることになるでしょう。
DXを活用したCXの改善はビジネス成功への戦略となりえます。
■IT技術の融合
CXの向上に活用される最近のIT技術を見てみましょう。
・VR(仮想現実)
製品やサービスの体験を仮想空間で提供します。購入前に使用感を試すことができるので、顧客はより自分に合った製品を選ぶことができます。
例えばマイホームを購入するさいにVRを使えば現地に行かなくとも、建物の間取りや外内装を確認したり、近くの商店街や学校、病院を体験できたりします。
・RPA(業務の自動化)
自動化は顧客対応の効率を高める手段です。例えば、問い合わせ対応や注文処理などの作業を自動化することで、スタッフはより高度な顧客サポートに集中できるようになります。
・チャットボットのAI(人工知能)
チャットボットにAIを活用することで、顧客一人ひとりに合わせたサービスを提供できます。顧客との会話によりニーズや悩みに合わせて製品を紹介したり、過去の情報に基づいてクレームに対応することができます。さらに、24時間体制でのカスタマーサポートを提供できます。
・レコメンデーションシステムのAI
レコメンデーションシステムとは、顧客の好みに合った商品やサービスをAIが分析をして自動でおすすめする仕組みです。例えば、オンラインショッピングや動画配信サービスでは過去の履歴から顧客の好きそうなものを提案します。
■問い合わせ管理
顧客からの問い合わせやクレームの記録や管理はエクセルですか?kintone(キントーン)をお薦めします。
<kintoneのできること:メリット>
・顧客毎の記録と履歴管理
・応答状況の進捗管理
・関係者へ即時に情報共有
・過去履歴を簡単に検索
・社外からでも記録を閲覧
・中国語⇔日本語を自動翻訳
・自社ホームページと連動
お気軽にご連絡ください。
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宇都宮武則
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
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