第91話　初めてのDXをkintone（キントーン）で始めてみましょう。4回目「kintoneは使いやすい？使いにくい？」／台湾

コラム経営作成日：2024年12月24日

経営者が踏み出す”かんたんDX”

第91話　初めてのDXをkintone（キントーン）で始めてみましょう。4回目「kintoneは使いやすい？使いにくい？」／台湾

記事番号：T00119305

　前2回はkintone（キントーン）へのユーザー評価を見てきました。良いと評価された点をまとめました。

■kintoneの良い点

１．全般

・kintoneは申し込みから開通までの時間が短い。

・操作マニュアルやYoutube番組が充実しているため独学しやすい。

・リアルタイム性が高く、パソコン、スマートフォンなど、どの端末でも最新の情報を共有できる。

・サイボウズ公式のアップデートが積極的におこなわれている。

２．操作性

・操作方法が統一されており簡単に習得できる。

・画面表示がシンプルでわかりやすい。

・社外からスマホで操作できるので社外からの利用にも適している。

・過去の情報もアプリに添付されたPDFの内容も簡単に検索できる。

・取引先や社外関係者をゲストユーザーとして一緒に使える。

３．開発ツールとしての機能面

・プログラミング不要なため2～3日の学習で誰にでもアプリが作れる。

・パソコンで作ったアプリは、そのままスマートフォンでも使える。

・アプリ見本が沢山あるため、それらを利用できれば短時間で目的のアプリが作成できる。

・豊富なプラグインが提供されており開発時間を短縮できる。

・プロセス管理、リマインダー機能、通知機能が標準装備されている。

・アプリを利用する際の権限の設定が難しくない。

・メールにも通知が届き、クリックするだけでアプリへ移動できる。

４．その他

・使用したい人数だけ少人数から始められる。その後、使用者を増やしてゆける。

・クラウド方式のためサーバーの管理が不要。

・IP制限や多要素認証など安全性に配慮されている。

■アプリ作りが容易

　ユーザーの声からもプログラミング無しに誰もがアプリを作れる容易さ手軽さがkintoneの特長であることがわかります。アプリをパソコンで作れば、スマートフォンでも、そのまま使えます。無料で100種類を超えるアプリの見本が用意されていることも嬉しいです。

■安全に使える

　社外からの使用を禁止したり、反対に幹部に限り社外からも使用できたり、といった情報セキュリティ・ルールにも対応できます。

/date/2024/12/24/20co_2.jpg

宇都宮武則

ワイズコンサルティング社システム室長兼ワイズシステム社チーフシステムエンジニア

　前職ではIT企業の副総経理を努め、50社以上のシステム構築に携わる。2015年よりワイズコンサルティングに入社し、社内ではITに関するドラえもんと呼ばれている。クライアントのIT課題に豊富な経験を活かしたソリューションを提案している。SAP HANA導入コンサルから、リーズナブルなシステム化までクライアントの要望に対応が可能。（言語）日本語◎・中国語△

ワイズコンサルティング・グループ