記事番号:T00119846
■kintoneの稼働率
毎日の業務に必要不可欠となったクラウドサービス。いつでもどこでも使いたい時に使えることは重要な条件です。
その目安となる指標に稼働率があります。kintone(キントーン)の稼働率は以下のサイトで過去から公表されています。2024年のkintoneの稼働率は100%でした。
参考「kintoneの稼働実績」
https://www.cybozu.com/jp/infrastructure/availability.html
上記はサービス全体の稼働率ですが、自社のkintone環境の稼働状況をリアルタイムで見ることもできます。過去1週間の状況です。(図は過去3日間の切り取り)
■SLOってなんだろう?
「SLO(Service Level Objective)」若しくは「SLA(Service Level Agreement)」という言葉を聞いたことはございますか?
クラウドサービスの事業者がサービスの品質に関わる目標や基準を定めたものがSLOです。SLOをサービスの利用企業と契約として結んだものがSLAです。
やさしく言いますと、SLOは自社の努力目標であり、SLAは相手との約束です。ですのでSLAの場合には、契約したサービス品質に達しない場合には事業者へペナルティが課される場合もあります。
■kintoneのSLO
kintoneのSLOを見てみましょう。
・ISO/IEC27001と27017:27001は情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際認証です。27017はクラウドセキュリティに関する国際認証です。国際レベルの情報セキュリティ規格に準拠しておりますので安心です。
・データの暗号化:クラウド上のやりとりされるデータやkintoneへ保存されるデータは暗号化されています。例えデータを盗み出せても暗号解読キーがなければデータを解読できません。
・稼働率と提供時間:稼働率100%で24時間365日利用できます。
・冗長化:データセンターを東日本と西日本に構えて冗長化しています。冗長化とは、仮に今使っている設備が故障しても代替えの設備にすぐに切り替わり、ユーザーは何の支障もなく使い続けられるようにすることです。
・データバックアップ:ユーザーのデータは毎日バックアップされています。
参考「kintoneのSLO」
https://www.cybozu.com/jp/infrastructure/slo.html
このような体制により安心してkintoneをお使いいただけます。
宇都宮武則
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
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