記事番号：T00023531
●経営者の理解以上にはITは使えない
２０年前、コンサルティングファームに入社した頃「何故PCを使えばより効率的にできるのに使わないのだろう？」と思いPCの活用法を上司に提案した事があります。
当時は未だインターネットも普及しておらず、FAXで書類を受け渡ししていた時代で、パソコンよりも原稿を清書する為のワープロが活躍していた頃でした。
多少の投資は掛かりますが、会社には大きなメリットがあるにも関わらず、提案は受け入れられることはありませんでした。
自分が経営者となって理解できたのですが、経営者自身が理解をしていないものは、怖くて導入できないものです。
経営革新の多くはIT技術の進歩と同調していますので、経営者がITを理解していなければ多くのビジネスチャンスを逃しかねません。
既に私は進化の早い最近のITにはついてゆけなくなりつつあるので、IT関連のブレイン達より情報を得ています。
お陰で最近流行のクラウドコンピューティング等も台湾の日系企業としてはいち早く導入することができ、業績や効率の向上に役立てています。
●クラウドコンピューティング？
ワイズリサーチ マネジャーの陳との会話…
吉本：「今後のわが社の成長はクラウドに掛かっている！」
陳 ：「クラウド？ 社長がよく活用しているアレですね。」
吉本：「ほ～、どういう風に？」
陳 ：「社員が一人しか居ない時から『アジアのマッキンゼーを目指す』とか言ってますし…」
吉本：「確かに言ったけどそれがクラウドと関係があるか？」
陳 ：「雲（クラウド）を掴む様な話し…(;^_^A」
吉本：「Orz…（挫折のポーズ）」
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