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「戦国武将に学ぶ経営」 第1話 織田信長編


コラム 経営 作成日:2014年5月12日

台湾経営マニュアル 戦国武将に学ぶ経営

「戦国武将に学ぶ経営」 第1話 織田信長編

記事番号:T00050268

 われわれ経営者・経営幹部は現代のビジネス戦国時代を生きる武将…生死を掛けた、いにしえの武将たちからわれわれは何を学ぶのか?

第1話 織田信長編


織田信長

●【戦に勝てるかどうかと兵力は必ずしも比例しない。比例するかそうでないかは戦術、つまり自身にかかっているのだ】

 「戦」(現代ビジネスで言えば企業間競争)は原則として大きいもの、強いものである「強者」が有利になっています。

 しかし、歴史を振り返ると弱者が強者に勝った事例が数多く存在しますし、弱者が強者に勝つ醍醐味(だいごみ)が人を魅了するのです。

 織田信長で言えば有名なのは「桶狭間の戦い」で今川義元(吉本ではない;^_^A)を破った戦です。

 弱者が強者に勝つ方法は現在の経営に置き換えてみると、「ターゲッティング」(市場を細分化して小さな市場に最適化するので、大手は追随できない)、「資産の負債化」(大手や業界の資産を負債化する差別化戦略)や「ランチェスター戦略」(弱者の戦略)などがあります。

 その他にも「IT(情報技術)を活用したビジネスモデルの創造」「ポートフォリオマネジメント」などさまざまな戦略論が生み出されています。

 経営者や経営幹部の皆さまとお話ししている際に「あそこは大手だからかなわない…」とか「うちにはそんな経営資源はないから…」との嘆きをお聞きすることがあります。

 戦う前から諦めていては勝つチャンスすら来ませんし、戦う前に敵前逃亡する武将と同じです。また信長は「臆病者の目には、敵は常に大軍に見える」と、臆病を戒めています。

 現在の社会ではたとえ負けても戦国武将のように首を取られるわけではありません。

 武将(経営者)という立場を授かったのですから、民(社員)の未来のために勇気を振り絞って戦ってみませんか?

「絶対は絶対ない」(織田信長)

●【組織に貢献してくれるのは「優秀な者」よりも「能力は並の上だが、忠実な者」の方だ】

 私は前前職でファミレスの店長を任されていました。

 その当時(24)に気が付いていたのと同じ言葉です。(信長の方が意味は深いのでしょうが…;^_^;)

 当時、私は店長として「人時生産性」を毎日記録していて、1つの法則を見つけ出しました。

 その法則とは「すぐ辞めてしまう優秀な人よりも、普通の人が長期間働く方が生産性が高い」ということです。

 それからはアルバイトに優秀な高校や大学の生徒、学生よりも偏差値が低めの学校を優先的に採用しました。

 優秀な学校の生徒は真面目で仕事もすぐ覚えますが、すぐに飽きて辞めてしまう傾向があります。しかし、そうでない生徒たちは学校や家にも居場所がない子が多いので、活躍できる場を与えてあげれば、必死に働いてくれます。

 その結果、私が担当していた店舗は全店でナンバーワンになることができたのです。

 また信長は「生まれながらに才能のある者は、それを頼んで鍛錬を怠る、うぬぼれる。しかし、生まれつきの才能がない者は、何とか技術を身に付けようと日々努力する」とも残しています。

 以前執筆したコラムに「営業の天才と愚才の物語」というのがありますが、営業だけではなく、私は本来全てのことにどんくさい方です。

 しかし、努力の量と継続力では誰にも負けない自負があります。

 18年前、当時同世代で30人ほどの日本人が台湾で起業しました。

 要領がよく、短期間で一時的にもうけた人はたくさんいましたが、今でも残っている人はごく少数です。

 ハングリーな時に努力できる人は多くいるのですが、ハングリーでなくなっても努力できる人は非常に少ないのです。

 愚直な努力と継続力は私にとって貴重な財産だと思っています。

●【人 城を頼らば、城 人を捨てん】

 これは信長が安土城を築いた時に語った言葉と言われています。

 城に頼るのではなく、城の中にいる人たちで戦の勝ち負けが決まると言う意味です。

 事実、信長がいなくなった後、安土城はすぐに焼かれてしまいました。

 現代風に訳せば「会社を頼る人は、会社に捨てられる」ということになります。

 どんなに素晴らしい会社であろうと、そこで働く人たちのレベルを上げ、また努力し続けないと会社は無くなってしまうのです。

「必死に生きてこそ、その生涯は光を放つ」(織田信長)

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吉本康志

吉本康志

Executive Consultant

日本の大手コンサルティングファームの駐在員として台湾駐在、1996年11月にワイズコンサルティングを設立。経営者としてコンサルタントとして男としてもまだまだ成長中。

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